BB.exciteモバイル 3Gコース 登場とSIM3枚契約の行方

 先日、月1,480円で3枚のSIMカードを使ってスマートフォンやタブレット端末での通信ができるhi-ho LTE typeD アソートコースを紹介したばかりですが、多少条件は違うもののさらに安い月額1,155円で3枚のカードが同時に使えてしまうBB.exciteモバイル 3Gコースが発表されました。hi-hoの方を契約してしまった方にとっては悔しいニュースかも知れませんが(hi-hoの方は一年縛り)、BB.exciteモバイル 3Gコースでは高速通信ができるクーポンが100MBしかないので(hi-hoは500MB)、メリットが全くなくなったというわけではありません。

 これだけ競合するサービスが次から次へと出てくるようになると、さらに条件のいいサービスがまだこれから出てくるかも知れませんし、頻繁に解約と新規契約を繰り返していると初期契約手数料の負担が増えてしまうという問題もあります。個人的には多少の月額の上下くらいでサービスに差がなければしばらくは様子を見るような感じでもいいのではないかと思いますね。

 私は現状で複数事業者と契約していてBIC SIMともう一枚ServersMan SIM 3G 100で月額1,500円程度なのですが、3枚使える契約がこれだけ安いと、まっさらの状態で加入するならBB.exciteモバイル 3Gコース1,155円とWi2 300単体契約の380円を合わせても毎月の負担はほぼ同じです。それで使えるSIMカードの枚数が増えてしまうということにもなるので、スマートフォンとタブレット端末、無線ルータの3つの端末を使い分けたい場合はまだ使える機器が揃っていなくても3枚コースで加入するというのもよさそうですね。

 しかしながら、こうした価格およびサービス競争はどこで終わるのか見当も付かないということもあります。今契約しているServersMan SIM 3G 100の接続スピードも、多くの安いサービスが出てきて多くの人が移ったせいかも知れませんが、都市部でない私の周辺では今まで30kbps程度しか出なかったスピードが100kbps前後まで安定して出てくるようになっています。これで月額490円ならまあ妥当な金額かと思いますし、DTI自体が新たに魅力的なプランを出してくる可能性もなくもないでしょう。例えば現状に迫る価格でSIM2枚コースが出てくるようなことがあれば、BIC SIMの契約を継続したまま3枚コースのような形で契約を維持することも可能になりますし。あと、複数の契約を維持するメリットとしては、同時に解約しない限り使える通信カードは残るので、解約して全く使えなくなる状況を回避できるということもありますね。ともあれ、今後の動向も見ながら、安いということではなく総合的なサービスの良し悪しで選んでいきたいと思っています。


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