BAL(大橋産業)ツインシリンダー 1920

 以前乗っていた軽自動車に積載できるスペースの関係から、自転車用の手で上げ下げする空気入れ積み込み、車のタイヤにも使おうと思っていたのですが、車を買い替えて積載スペースが増えたこともあり、もう少し能力の高い空気入れを導入しようと常々思っていました。車のシガーソケットにつないで動かす電動式という選択も考えたものの音もうるさいし、何より車のバッテリーが上がってしまっては使いものになりません。そこで、色々な品物を比較検討し、足踏み式の空気入れを購入することにしました。

 ただ、足踏み式の空気入れは600円くらいのものを以前購入したものがあったのですが、本体の作りが華奢なのか、誇大な言い回しではなく数回ペダルを踏んだだけでフレームがきしんでしまいました(^^;)。その教訓を元に、多少手荒に扱っても耐久性がありそうなものという事で買ったのがこのツインシリンダー式の空気入れです。

 到着してまず思ったのは本体が重くどっしりしているということと、作りもそれなりにしっかりしているということでした。私の場合自動車用が基本ですが、金属の鎖で付いているのが英式のバルブアダプター、いわゆるママチャリの空気を入れるためのものです、その他に浮き輪やボール用のアダプタも付属しますが、スポーツタイプの自転車に採用されている仏式用のバルブは付属しません。別に購入する方法もありますが、本体は全く同じで、この構成に仏式バルブアダプターの付いたセットも存在します。「高圧フットポンプ ぞうさん 1923 」というのがそれで、私が購入した際の実売で約500円の価格差がありました。私は車やバイクの他、ママチャリの空気が入れば良かったので安い方にしましたが、仏式バルブの自転車を車載される場合は仏式バルブアダプターが付いたものの方が便利かも知れません。

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 実際に車のタイヤと繋いで空気を入れてみましたが、やはりない状態から入れるのはかなり体重を乗せながら踏み込まないといけません。それでもシリンダーが2つあるため、一回踏めばそこそこ空気が入っていく感じです。一応ゲージが付いているのですが、正確に測りたい場合は専用品を別に用意した方がいいとは思いますが、だいたいの空気の入れ加減がわかるという意味ではありがたいです。全体的に作りも安っぽくなく、これ一台車の中に入れておけば安心できそうな一品です。

 車のタイヤの空気圧は、旅行に出る前にガソリンスタンドで測ってもらい、足りなければ入れてもらうくらいで十分かも知れませんが、スペアタイヤの空気圧が肝心な時に低くなっている可能性もあります。また、車中泊用にエアーマットを使っている場合、夜間の到着の場合、大きな音のする電動式空気ポンプを動かすのは止めた方がいいでしょう。電動でない空気入れで静かに入れたい場合、シリンダーが2つあるということで、少ない回数で入れられるだけのパワーがあるという点でもおすすめかも知れません。今のところそれほど使い込んでいないので真の耐久性は私の中で未知数ですが、粗悪品なら壊れそうなほどの力で踏み込んでも本体はびくともしませんでした(^^)。今後、何とか大切にして、長く使っていければと思っています。



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