auスマートフォン シャープ SHL23 その5 フルセグを活用する

 SHL23用の卓上ホルダには、前回のエントリーで紹介した通り、接続した状態でテレビを見るために便利な機能が付いています。裸のスマートフォンで音を出す場合、スピーカーは本体裏になってしまい、音量を上げても聞こえにくかったりしますが、卓上ホルダに付ける音の通り道が内部にあることで、うまく前面から音が出る構造になっているのです。

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 この機能および、TVアンテナを本体につなぐ接続ケーブルがmicroUSBになっているので、充電をしながら安定した電波を受信しながらフルセグの視聴および録画ができるようになっています。写真のような接続の仕方を行い、自宅で使えば停電時の代替テレビとしても使えますし、別売の接続ケーブルを使えば家のテレビにつながっているアンテナケーブルを付け替えることでフルセグの安定した状況でテレビを見ることが期待できます(もちろん、使う場所の電波状況により結果が違ってくることはご了承下さい)。

 実は、これは何も停電時のみの使い方だけではなく、室内アンテナを使って本体のアンテナのみではフルセグだけでなくワンセグも受信が難しそうな場所での受信環境の改善をはかったりすることもできます。外付アンテナの選択によるところは大きいですが、どうしてもテレビを外で見たい場合には有難い機能です。普通のテレビでは信号が弱い時にフルセグからワンセグに切り替える機能は付いていませんので、旅行先の山の中でチャレンジしてみる価値はあるかも知れません。さらに言うと、もし大きな災害に巻き込まれたような場合、SHL23と卓上ホルダ、さらにTVアンテナ接続ケーブルをセットで持っていれば、アンテナさえ破損しないで残っていれば、このセットでどこでもテレビを見ることができる環境を作ることができそうです(テレビ送信アンテナが無事な場合)。SHL23自体は内蔵バッテリーおよび小さな外付バッテリーで長時間使い続けることができますので、いざという時の備えとしても重宝します。将来的にスマートフォンを乗り換えたとしても、このテレビ機能のみを使うために本体と卓上ホルダ、アンテナ接続ケーブルのセットを非常用持出袋の中に入れておくという活用の仕方もありでしょう。

 また、本体のみでテレビ番組をフルセグでも録画できることを生かし、見たいと思う番組をタイマー録画して外で楽しむパターンもあります。MVNOでの利用の場合、番組表を使った簡単予約(Gガイド)はauのIDがないと使えないのが残念ですが、タイトルと時間を手動で入れることで録画予約は可能です。お目当ての番組の正確な放送時間はインターネットで調べられますし、タイトルについては自分の好きなように設定できるのでその方がわかりやすいと思う方もいるでしょう。大きめのメモリカードを入れておけば、夜の時間の過ごし方に困った場合や、子供さんがぐずり出してしまった場合、見れば必ず泣き止むような番組をスマートフォンの中に入れておくと、車の中だけでなく多くの場合で助かる状況が出てくるのではないかと思います(^^;)。録画の際、外部アンテナを付けないでもフルセグで安定して録画出来ればいいですが、頻繁にフルセグとワンセグを行き来するような電波状況が不安定な場合や、画面そのものが映らない場合は、やはり接続用のケーブルを追加購入するのがいいでしょう。私も予備の卓上ホルダと一緒に注文しましたが、深夜や早朝に放送されて見られないような番組を中心に自分の見て楽しい番組をライブラリ化する計画です。ちなみに、ワンセグの録画については本体メモリーにのみ録画可能で録画後のデータの移動もできないということなので、番組をメモリカードに入れて持ち歩きたい場合は、フルセグが視聴できる環境を作ることが必要です。本体内蔵のホイップアンテナでフルセグ放送がどうしても受信できない場合は、アンテナケーブルを用意しましょう。


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