Android アプリ「ポメラ DM100 キーボードレイアウト」

 先日、乾電池駆動の文字入力マシン、キングジムのポメラ DM100について、メーカーがBluetoothキーボードとして動作確認をしている機種以外に、ドコモのガラケー(フィーチャーフォン)の一部の機種でも使えることがわかり、ポメラを持ち歩くようになりました。今まではあまり考えてはいなかったのですが、私の持っているAndroid端末で同じように使えるようになっていないかと、改めてポメラについて調べてみました。すると、いつの間にかAndroid搭載のスマートフォンやタブレット端末でもポメラのキー配列通りに入力ができるようになるキーボードレイアウトがGoogle Playで提供されているではないですか。それが「ポメラ DM100 キーボードレイアウト」です。

 これ自体はアプリとして動くというのではなく、Bluetoothで端末をポメラと接続した際に選択できるキーボードレイアウトの一つです。

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 アプリをインストールすると、キーボードを接続した際に出てくるキーレイアウトのメニューの中に、「ポメラDM100」が出てきます。ポメラをBluetoothキーボードとしてペアリングした場合、このレイアウトを選ぶとスムーズに入力できるわけです。ちなみに、他の機器との接続でもそうですが、使える入力方法はローマ字入力となります。

 ただ、アンドロイド用に提供されたアプリとして外付キーボードを使って親指シフト入力を実現する「OyaWnn」があります。この組み合わせでポメラのキーボードで入力できるかという事を試したのですが、残念ながらNexus5では「無変換」キーと他のキーを同時押しにすると計算機が出てきてしまったり、dtabでは親指シフトキーを登録しようとするとOyaWnn自体が落ちてしまったりとなかなかうまくいきませんでした。ここは素直にローマ字入力で使うのが今のところいいとは思いますね(^^;)。

 私の使い方としてはAndroid用には別に持っている折り畳み式のキーボードを使い、ポメラDM100をBluetoothキーボードとして使う場合は主に携帯電話との組み合わせを使いながら、非常用としてAndroidともペアリングして実用的に使えるものとしておくようにしたいと思います。Bluetoothキーボードとして使うよりも本体のみでテキスト入力をしていた方が電池の持ちの点からもいいのには違いないものですが、それにしてもここまで使い方を広げられるポメラの実力には恐れ入りました。今後、現状の機能を改善さた新機種が出るかも知れませんが、単三電池でいつでも使えるメリットは存在し続けるものだと思います。パソコンの機能と比べると実売2万円前後というのは高く感じるかも知れませんが、大事に使えば、今最新のOSであるWindows8.1のメーカーサポートが終了した後でも使い続けられる端末でもあると私は思います。そうした特徴を理解して使える人にはぜひおすすめしたい端末の一つには違いありません。


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