昨年は、DCモーター採用のサーキュレーターを購入し、この夏は扇風機を出さずエアコンとの併用でこの夏の暑さをしのいでいます。元々DCモーター採用の扇風機は持っているのですが、エアコンが付いている部屋で涼しい風をかき回したり、直進性のある風を受けるのが気持ちいいので、扇風機は押入れにしまったままになっています。
それが今年に入って扇風機・サーキュレーターに新たなる波がやってきました。それが、電源のPD対応です。今までは本体からコードが伸びていて、それを家のコンセントに接続して使うのが普通でした。それが、本体にUSB-C端子が付き、付属のUSBケーブルとPD対応のACアダプターに接続することで、家のコンセントでも使えますし、PD対応のモバイルバッテリーやポータブル電源と直接接続して使えるようになったのです。
以前のコンセントタイプのものでもポータブル電源で利用することはできました。しかし、DCをAC(コンセントの仕様)に変換するのに多少ロスが出るという気になる点がありました。しかし、今出ているPD対応の扇風機・サーキュレーターならポータブル電源のUSB端子やモバイルバッテリーに接続して動かすこともできるので、持ち出したり停電時に動かすための選択肢がかなり増えました。
ということで、夏も終わりに近づいてはいるもののまだまだ暑い中、通販サイトのセールで安くなったPD対応のサーキュレーターを購入しました。山善のRCRP-W015というモデルです。

本体には20W対応のPD対応ACアダプターが付き、消費電力は15Wとなっています。写真では小さなポータブル電源とUSBケーブルで接続してみましたが、消費電力は風を最強にしても11Wとかなり低消費電力になっています。
サーキュレーターなので、扇風機のように優しい風は出ませんが、本体を上下左右に動かすことで部屋の空気を撹拌することもできます。なんといっても、扇風機と比べると持ち運びはしやすいのがいいですね。過去に古い旅館に泊まった時に窓際に昔のクーラーが上に冷気を出しているものの扇風機がないので夜寝る時に大変だったという経験をしました。もしこうした持ち運びのできるサーキュレーターがあれば、エアコンのそばに置いて空気を撹拌したり、湯上がりに直線的な風を浴びたりできます。もちろん災害時で長期停電した場合でも、モバイルバッテリーと接続しても使えるというのは大きいです。
というのも、ちょっとしたスペースがあればモバイルバッテリー充電用の小さなソーラーパネルを設置し、ポータブル電源用とモバイルバッテリー用のパネルを分けることができます。今まではモバイルバッテリーを充電してもスマホの充電用くらいにしか使えなかったのですが、これで夏だけでなく冬でも石油ストーブで暖めた空気を部屋中に行きわたらせることができます。また、部屋に干した洗濯物を乾かすのにも使え、これらは扇風機と比べてのメリットだと思います。
もちろん、PD対応扇風機にも良さはあり、どちらを選ぶかは日々の使い方によるところも大きいでしょう。ただ、モバイルバッテリーでも使えるというのは大きなメリットです。興味がある方は、これから今年の夏物のセールが始まると思いますので、自分に合った機種を選んでみるのも良いのではないでしょうか。