災害時の自宅外避難生活に不安があるなら今の車で車中泊よりテントを常備しよう

令和8年熊本地震における行政が把握できない避難者の状況が徐々に明らかになりつつなるようです。避難所にいたり、行政で用意した宿泊施設や今後用意されるであろう仮設住宅に行く方というのは行政でそれなりに判断できると思うのですが、行政が関与しないところで車中生活をするようなケースは、なかなか行政が把握できないところがあります。

こういった長期避難生活を送る中で一番恐ろしいのが、不自然な状態で車の中で夜を明かす生活を続けることで、エコノミー症候群になり血栓ができて極めて危険な状況に陥ることだと思います。ただ、車中避難生活を続ける人は、小さなお子さんがいたり、ペットがいるなど、多くの人と隣り合わせての避難生活に不安を感じている人も多いことも確かです。

このブログは車中泊のブログなので、災害避難のために車中で過ごす場合にも何とか良い環境でと思うのですが、例えば家族四人で軽自動車一台ではどうにもなりませんし、災害対策で新しく大型のワンボックスやキャンピングカーに乗り替えるわけにもいかないでしょう。

今回はそうした不安を持つ方への一つの提案として、車の買い替えでなく車と一緒に家族が過ごせる「避難スペース」を作るための方法を考えていこうと思います。災害時には車中避難用に駐車場のスペースが開放されることがありますが、そこに自家用車を移動させ、その中で避難生活を送るのではなく、車のそばに居住スペースを作るためファミリーサイズのテントを設営するというのはどうなのでしょうか。

もちろん、多くの車が入ってくる中でテントを設営するスペースが無く、テントを張ることで近隣の人とトラブルになる状況であれば仕方ありませんが、テント自体は設営及び撤収は可能なので、車で移動しながらテント設営ができるスペースのある場所を探すことができれば、避難生活の状況はかなり変わります。

個人的にはペグで固定しなくても自立するテントで、フライシートである程度の雨も防げるようなものがあれば、舗装されていてペグが打てない場所でも、車と繋いだり水を入れた重りを付けることで、簡単に飛ばされることはなくなると思います。台風や突風が来るような場合は早々に撤収して車の中に緊急避難することにしても、通常の天気の場合でなら親子やペットも足を伸ばしてテントの中で寝ることができます。

ファミリーテントの定番であるコールマンのBCクロスドーム 270は、アマゾンで2万円を切って入手できます。グランドシートはブルーシートで代用し、キャンプマットや寝袋がなくても家にあるマットレスや布団を車で運んでくれば、テントを車に積んでおくことで、いざという時には車内よりも広くて外から見られることのない空間を手に入れることができます。

もちろん、災害用に購入したテントでもキャンプへ行って疑似避難体験をしてみる中で、マットや寝袋が欲しくなったら徐々に買い揃えていけばいいわけですし、車を買い替えると思えばはるかに安くいざという時のための準備ができます。

私の場合は、車内にコット(キャンプ用ベッド)をセッティングすれば車内で一人、さらに一人用のツーリングテントを車に積んでいるので、合計2人まではエコノミークラス症候群になる恐れはなく、外での避難生活を行なえるような準備はしています。上に挙げたファミリーテントは、キャンプ用品を取り扱うお店もありますので、そこで実際に大きさなどを確認した方が良いと思います。そうすれば、自分の家族が車で避難するためには車を含めた居住スペースはどれくらいあれば良いのか把握できるでしょう。

私自身も今まで、様々な災害が起こるたびに、何を用意すれば良いのかということを考えながら、いっぺんにではなく徐々に必要なグッズを揃えてきました。そんな中で、あくまで避難所に入りたくなく、それでいて自宅避難もできなくなることを想定した場合は、いかに車で移動した先で命の危険なく過ごせる環境を作ることができるのかを考えてみましょう。

カテゴリー: 防災コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA