Starlink directのドコモのコマーシャルが効を奏したのでしょうか。ドコモのStarlink directの加入者が3ヶ月で650万を超えたそうです。先日の熊本地震の際にも、地震が起きる前の週との比較で、接続者数が3倍に増えたとのニュース記事もありました。
今後、サービスを展開する大手3キャリアの攻勢が始まり、MVNOにとっては厳しい状況になっていくと思われます。個人的には、ユーザーとしては一つの通信会社だけと契約をするのではなく、複数の回線を組み合わせて使うのが良いと思います。将来的にはキャリアの提供するStarlink directも契約しつつ、楽天の提供する衛星通信を併用するのもありでしょう。さらに持ち運びのできるWiFi機能付きアンテナを持ち歩くのも面白そうです。衛星以外のサービスについては大手だけから選ぶのはどうかと思います。MVNOの中からも良いプランがあれば、そちらも組み合わせる感じで考えようと思っています。
時期的には、まず音声フルMVNOの開始を今年11月からと宣言した日本通信の動向、さらにはドコモでないauで同じ音声フルMVNOを開始するmineo、そしてずっと契約しながら待っている楽天モバイルの非Starlinkの衛星通信の内容および料金がどうなるのか。もう少し時間が経てば、今まで契約者に無料で提供している直接衛星通信の料金をどれくらいに設定してくるのかというところも気になります。
今回、主にドコモのStarlink directについて紹介しています。それはなぜかと言うと、他社と比べると安価に導入が可能なahamoでも使えるからです。そんなドコモでは、近いうちに衛星基地局だけでなく、表題の「気球型HAPS」という成層圏付近まで飛ばした気球に基地局機能およびビジネス利用に便利なカメラを付けた設備の実験を能登で行なうということもニュースになっています。
気球が実用化されれば、実用当初計画されていた飛行船タイプの基地局や、ドコモが最初アナウンスしていた小型飛行機の基地局よりも手軽なものになるでしょう。こうした基地局のネットワークが張り巡らされるのであれば、大手キャリアの横並び感も薄れてくるのではないでしょうか。
ただ、大手キャリアのStarlink directが、メーカーから直接購入できるSIMフリーのものではできないのはどうかと思いますね。各キャリアが自社の型番を付けて販売するスマホではできるのに。iPhoneやPixelは今後もさらに高額なスマホとして高嶺の花になるような状況にあります。せめて同じ製品であるなら販売会社は関係なく使えて欲しいもの。そうした方面への進化が進んでいって欲しいです。