イオンモール熊本で起こった爆発事故について、今回は考えてみます。今のところ原因として考えられるガス爆発の可能性ですが、これには私の住む地域でかつて起きた「ゴールデン地下街ガス爆発事故」の経験があるので、当時のショックな事故を(テレビ画像ではありますが)見た者として、決してガス漏れを侮ってはいけないという考えがあります。その事故は、最初の爆発で大したことなさそうな感じで報道されたのですが、その後周辺を巻き込んだ大爆発になって地元ではかなりショッキングな事故になりました。今回の事故も単なるガス爆発であれだけの大きな爆発になるのか? という疑問はありますが、この点については今後の原因究明を待ちたいと思います。
それに関し、NHKスペシャル「緊急報告・熊本地震の衝撃 爆発・断層・猛暑…現場で何が」という番組を見逃し配信で昨日見たのですが、その中で実際に爆発のあったイオンモール熊本で働いていた方にインタビューをしているのを拝見しました。その中で、一人の方が一旦お客様を誘導して外に出たものの、再度建物に戻ってまた出たところ、5分後くらいに爆発したというまさに危機一髪の体験でした。
一般的に接客業の方は、自分の私物についてはスマホや車の鍵も含めてバックヤードの従業員の方々が使うスペースに荷物を置いてから現場に出るようにしているそうで、外に避難したままだと家族と連絡も取れないし帰ることもできない(その方は確か遠方にご自宅があるような事を言われていました)ので、やむなく戻ったと言っていました。しかし、今回の事故ではその目的は違うものの、いったん避難したのに館内に戻ったことにより命を落とした方もいらっしゃいます。インタビューに答えていた方はたまたま運が良かっただけで、例えば地震で私物の置いてあるスペースに入るのが困難な状況だったら? という最悪のケースも考えられるだけに、自分ならそうした場合に戻るか残るか? ということが大きな問題になってくるだろうと思います。
現場では地震までモール内にいたお客さんの中でも、避難した外があまりに暑いため、冷房が効いた館内に一旦戻ったという証言をした方もいました。建物自体は防災拠点としても考えられていたものだけに、つい建物内に入りたくもなってしまいますが、今回の状況を見るにつけ、「いったん安全な場所に避難したら何があっても戻らない」という事を頭に叩き込む必要があるのではないかと思います。
ちなみに、私の職場は接客業ではないのでそこまで厳しくなく、会社に申請をすることで仕事中に使わないという条件で私物のスマホを仕事場に持ち込むこと自体については許されています。ただ、これは以前にもブログに書きましたが以前、同僚がモバイルバッテリーをオフィスに持ち込み充電していて焦がしたことで、スマホを含むバッテリーの会社の施設で充電することはご法度になっているので、予備バッテリーは決して持ち込めないようになっています。
あと、熱中症対策の観点から私物の水筒は持ち込めるようになっているので、建物の外で待機している間にも水分補給はできるようになっています。私物についてはお金の戻るコインロッカーに入れているので、建物が全焼でもしない限りは何とか後から取り出せると思うので、避難勧告が出た場合は決して私物の荷物は取りに行かずにまずは身の安全を保つことを優先したいと思っています。
あと、仕事ではない外出時については、前日に紹介した肩掛けのできるポーチを持って出れば、まず体から離れることはないので、両手を空にして荷物を落とさずに移動できます。通勤用の私物は全てリュックに入れているので、通勤中に何かあった場合も私物は自分の体とともに移動できるようにしているので、物をどこかに置いたままにして戻るという行為自体を無くすという方向で日々の生活を考えています。
あとは自宅にいる時に避難する場合ですが、もし何か大切なものを忘れたとしても、自分や家族の命以上に大切なものはないと思いながら行動し、ほとぼりがさめるまでは戻らないことは徹底したいものです。とは言ってもつい「戻りたい!」と思うこともあるかも知れませんが、その時にはこの文章を書いた事を思い出して思いとどまれればと思います。