スマホと通信衛星との直接通信を安く使いたい場合にはもはやMVNOをメインに使わない方が良い?

令和8年熊本地震の影響で、熊本県の一部の地域においてネットがつながりにくい状況は続いているようです。私の場合は、一旦解約したStarlinkのアンテナキットを持っているので、そうした状況になった場合にはとにかくどこかモバイル通信回線かWiFiがつながるところまで車で移動してから改めてStarlinkの開通作業を行なった後、すぐスタンバイモードにしてアンテナ経由で最大500kbpsで空の開けた場所から発信できるようにすることを考えます。

ただ、普通のケースではそうした用意がないと思いますので、限られたスマホアプリ(マップ・LINE・X・Googleメッセージ・Yahoo! Japan・YAMAPなど)は地上基地局が使えなくてもスマホで利用可能なStarlink directが使いたいと思われる方もいるかと思います。

すでに大手三キャリアや大手のサブブランドに加入されている方は、自分の使っているスマホがauが発表している対応機種でない場合、スマホを対応機種に変更することで衛星通信が使えるようになりますが、そうでなくMVNOをメインに使っている方は、事情が異なります。MVNOをメインに使っている中で今のところ最安なのが、auのStarlink directです。

auの回線を契約しない人が申し込むと、月々1,650円を支出することでauが新しい衛星通信対応のSIMを発行してくれます。通常時は高速クーポンは月1GBまでですが、衛星通信時にはSMSは無料、スマホ機種によって上に挙げたようなアプリをスマホで直接利用することができるようになります。今使っている機種が対象外の場合は、中古ショップなどで自分の目的に合った端末を買い足すなどして、MVNOとauのSIMの二枚持ちで利用することで、現在の利用料金+1,650円(その他に端末の買い換え費用がかかる場合があります)で利用可能になります。

ただ、トータルでの出費を抑えたい場合には、最近サービスを開始したドコモのStarlink directの中でも2年縛り、端末の購入義務のない「ahamo」にメイン回線をMNPした方が良いケースが出てきます。そして、来月からのahamo基本機能のアップデートがあるので、ドコモ回線が使いものにならない地域に生活基盤があるような人でなければ、よりahamoへの変更で安く快適に使えるような感じになってきました。

「データ増量おためしキャンペーン」というものが2026年8月1日から当分の間行なわれることになり、ahamoの普通プランは月30GBの高速通信が可能なのですが、それが月40GBに増えるということです。今までどういったプランを使っているかによって変わっては来ますが、ahamoに加入すればStarlink directは当面利用料無料で使えるので、かかる費用は月額2,970円のみです。
メイン回線+auのStarlink direct(1,650円)との比較をしてみればかなり安いことがわかります。さらにahamoは通話についても基本プランの中に5分定額が付いていたり、データ通信は海外でも利用可能というメリットもあります。

auとドコモでは自社の製品を中心に対応機種が違うので、MVNOを使っている場合にはスマホの買い換えが必須になる可能性もありますが、よほどの使い方でない限り通信費は月2,970円を超えないのではないでしょうか。ただ、ドコモの回線がトラブルで使えなくなったらアウトなので、必要に応じてpovo2.0のSIMでも同じスマホに入れておいたりすれば十分ではないかという気もします。
実際に大きな災害が自分の周辺で起こった場合、着のみ着のまま逃げるということになれば、現状ではスマホと衛星への直接通信を国内でサポートしているStarlink directしか選択肢はないので、今回のドコモのキャンペーンに乗ってしまうというのも一つの手ではないかと思えますね。

カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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スマホと通信衛星との直接通信を安く使いたい場合にはもはやMVNOをメインに使わない方が良い?」への4件のフィードバック

  1. ケータイオタク

    キャリアがオンライン専用プランを提供するようになり、MVNOの存在価値は低くなってしまったと思います。MVNOは小容量プランで生き残るしかないでしょうが、プリペイドにはなりますがPOVO2.0と言う30日間3G990円とほぼMVNOの平均に近いプランがあり、キャリア自身のプランだけに昼間も問題ないと思います。ahamoも40GB(キャンペーン時通常30GB)5分まで通話込みで2,970円と言うキャリアでは破格のプランです。しかも9か国以上で30GBまで使える。
    現状ではStarlink directに対応している機種も少ないので話題になっていませんが、災害時にはMVNOにも開放されると思います。Starlink directにはLINEも対応していますね。
    ahamoの問題はドコモ自体の課題ですが、都会で重たいと言う事です。
    一般的にはahamoにPOVO2.0の組み合わせはコスパも良いと思います。海外ならこれにトリファなどを準備すれば良いと思います。

  2. てら 投稿作成者

    ケータイオタクさん コメントありがとうございました。今回のドコモSMTBネット銀行のスタートにより、大手キャリアの名の付いた銀行が「経済圏」の利用ということで紐付けされることになり、非大手キャリアをメインで使っている人には厳しくなるのかも知れませんね。

    個人的には、こうした流れの中で、IIJmio・日本通信・mineoの音声フルMVNOという流れが出てくるのだろうと思います。各社のiPhone・Pixelを除くスマートフォンでは、各社で販売しているスマホでのみStarlink directが使えるようになる傾向があり、SIMフリースマホの存在意義はどうなっていくのか、大手3社による寡占化がまた進んでいくのかというところも気になります。

    現状で安くStarlink directを使いたいなら、ドコモ以外の回線からの乗り換えで、対応端末を安く買ってdポイントの付くキャンペーンをうまく使うahamoがベストでしょう。でもそうなると、今後povoで安くStarlink directのサービスが始まったとして、乗り換える場合にはまたスマホを買い替える必要が出てくるというのは大変です。しかし、iPhoneもPixelも今後の状況によってはかなり価格が上がってくることが予想されるので、実質的な回線縛りが起こってくる状況も見えます。大手キャリアかiPhone・Pixelのどちらにこだわるにしても、色々考えてキャリアもスマホも決めていかないと大変な時代になっていくのではと今は思っています。

  3. ケータイオタク

    8月7日にソフトバンクからLINEMOでもStarlinkDirectを追加料金なしで利用可能にすると発表されましたね。ベストプラン990円でも対応とahamo対抗と言うよりも国際ローミングも含めるとahamoつぶしかとも思えます。
    楽天モバイルもauとのローミングが基本終了と言う事を考えると影響は大きいと思われますね

  4. てら 投稿作成者

    ケータイオタクさん コメントありがとうございました。

    こちらでもそのニュースは把握していまして、ニュースを聞くまではahamoに移るのもありかなあと思っていたのですが、LINEMOは現在契約しているので、そのままStarlink directが9月から使えるようにできるよう、鋭意準備中です。

    私の場合はStarlink direct対応端末(スマホ)を持っていないので、一気に状況が変わって端末の入手に動きます。各社の対応端末を見ていると、同じ型番でもSIMフリー(メーカーの販売するもの)は対応外になっているケースが多く、これも一つのキャリアの囲い込みになっている感じです。ユーザーとしてはトータルの導入費用を安く上げたいというところがあるので、今の状況ではソフトバンクの安いプランで海外でデータ通信も使えるようにするのが一番リーズナブルですね。

    楽天については、良くも悪くも楽天の電波が入らなくてもWiFiを含む別の安定したデータ通信を確保できれば、私が楽天に求める「無料通話・SMS送受信」というニーズはクリアできるので、契約自体は残して月千円コースで維持する予定です。

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