一昨日の熊本地震はテレビのテロップで知りました。まず驚いたのは「震度7」という文字のもつ力です。マグニチュード7.1で震度7ということは、かなり地下の浅い場所が震源なのかと思いましたが、震源地との関連で見ると前回の熊本地震とは違う活断層が動いたような感じでした。
まず思ったのは、過去に大きな地震が来たから当分大きな地震は来ないということはあくまでも希望的な考えで、日々の備えを日本中どこでもしていないとまずいということをしっかりと考えることが大切だということです。
今回の地震は、起こった時期についても今後考えていかなければいけないだろうと思っています。ちょうど梅雨が明けて日本全国で連日酷暑日(最高気温40℃以上)を記録する地域があり、今回地震があった熊本でも今後酷暑日が来る可能性が言われています。停電や断水が続く中で、避難生活をどう行なっていくのか、これは私自身も今南海トラフが動く大地震が起こってライフラインが切れた中でどうして自分たちの生命を守っていくかということを考えながら、自分でできる範囲での対策を考えてきました。
最近は、電気自動車を非常用電源にするとか、ポータブル電源を常備するご家庭もあるとは思いますが、停電が長びけば長びくほど日常と同じようにエアコンを動かし続けるということは難しく、蓄電池はまずポータブル冷蔵庫と扇風機に使い、もし天気が良ければ複数あるポータブル電源をソーラーパネルで充電しながら使い、電気の復旧を待つしかないと思っています。しかしそれにも限界があることも確かです。
家に大きな被害があり、仕方なく車中泊をするしかないという方も少なくないと思いますが、今の時期は閉め切った車の中で寝るだけでも熱中症になる危険があり、さらに手足を伸ばして普段通りに寝られないことで、エコノミークラス症候群になってしまう可能性もあります。
行政はどこまでやってくれるかわかりませんが、避難所となった体育館で雑魚寝を強要されるようなケースでも車中泊をする場合と同じような体への負担はかかってくるのではないかと思います。行政が入れば非常用の発電機を回し、体育館でなくエアコンが設置された学校の教室内で寝られるかも知れませんが、そんな良い環境までは確保するのは難しいのではないかと思います。
今後、時間が経つにつれて全国から救援物資が届き始め、多少は環境は良くなるとは思いますが、改めて自助努力の大切さということを感じてしまいます。水や食料、携帯トイレだけでなく、体を冷やすために化学変化の原理を使って叩くことで冷たくなるような保冷剤は、備蓄している他の地域から被害地域に送るもののリストとしてすぐに集めて送った方が良いと思います。
また、海外のように、体育館の床に直接横にならせるのではなく、キャンプ用のコット(簡易ベッド)を避難所に送ってあげられれば、同じスペースでも横になれる人の区画が作れ、結果多くの人が手足を伸ばして横になることができます。保冷剤が間に合わなければ氷嚢を配り、氷を作ることのできる製氷機を発電機とつなぎ、飲料水ではない水でとにかく多くの氷を作り、その氷が食べられないことを告知しながら避難所で配ることのできるような状況を作るなど、電気を避難者が持たなくても体を冷やしながら安全に寝られるような環境を作って欲しいところですが。
実際に真夏の避難生活を心配する方は、水・食料・携帯トイレの他にコットとメッシュで風が通るようになるテント、DCモーターが使えUSBから電源が取れる(つまりモバイルバッテリーでも動く)扇風機やサーキュレーター、氷を作ることのできるポータブル冷蔵庫(当然保冷剤や氷嚢・氷皿などとセットで用意)とポータブル電源、そして充電用のソーラーパネルあたりの導入も考えてみましょう。また、虫対策としてこちらもUSBで動くリキッド式の蚊取りや、最近出ている電源の必要ない製品など、日常的に使っているものを災害時にも流用できるように揃えることも大切です。
現地で罹災されている方の大変さはこちらの想像を超える部分もあるかも知れませんが、皆で乗り切るしかありません。こちらから発信する情報でどうにかなるというものではないということは十分わかっていますが、今後もこのブログを通していくらかでも現地の方々の役に立つことができないかと考えていきたいと思っています。