ここのところ日本企業のサイトに不正アクセスがあり、その影響で正常な業務ができなくなるような事がしばしば起こっています。記憶に新しいのは、アサヒビールのアサヒホールディングスが不正アクセスの影響で商品の配送ができなくなり、店頭から商品が消えたり取扱い店でも飲めなくなったりとかなりの騒ぎになりました。
今回、直接被害を被る人が少ないためか、なかなかテレビなどのニュースでは出てこなかったので、当初は「フィッシングメールでは?」と疑ったのですが、私が加入している@niftyから(インターネットプロバイダです)メールアドレスのパスワードを変更してくださいとメールがあった時はかなり動揺しました。
今回の不正アクセスは、KDDIがISP事業者向けに提供しているメールシステム全体にあり、そのため、複数のネットサービスでメールアドレスを作っている人全てに影響が出ているようです。具体的には、
・STNet
「ピカラ光サービス」、「ピカラモバイルサービス」「お仕事ピカラサービス」に関するメールサービス
・KDDIウェブコミュニケーションズのレンタルサーバ「CPI」に関するメールサービス
・JCOM
「J:COM NET」とケーブルテレビ事業者向けメールサービス
・中部テレコミュニケーション
「コミュファ光」「ビジネスコミュファ」のメールサービス
・ニフティ
「@nifty メール」
・ビッグローブ
「BIGLOBE メール」
これだけのメールアドレスとパスワードの組み合わせが流出したということで、パソコン通信が主流だった昔からニフティやビッグローブのアドレスを残している人や、光回線を上記の業者と契約している方など、かなり多くの方が影響を受けるのではないかと思っています。
私の場合は、ニュースより前にニフティから早急にメールアドレスのパスワードを変えるようにというメールが来たことでこの問題を知りました。ただ、リンクを踏んでパスワードを変えるというのは、よくあるフィッシング詐欺である可能性は拭いきれません。そこで、まずはメールのリンクをクリックするのではなく、あらかじめブックマークしてあったニフティのサイトや、Xでの発言で本当に問題が起こっていることを確認した上で当該サイトへ行き、自分のメールアドレスに紐付けされたパスワードが流出している可能性が高いことを確認した上ですぐに変更しました。
こうした事は、別の企業を狙って起こるかも知れません。さらに自分の中では大変な問題であってもそのサービスを使っている人が少なく、ニュースバリューがないとマスコミが判断した場合にはテレビ・ラジオでもこうしたニュースは頻繁に流れてこない可能性もあります。
そうなると、やはり大事なのは毎日のこまめなメールチェックと、その中で気になる情報があったらまずはダブルチェックすることではないでしょうか。
てらさん、こんにちは。
自分もパソ通時代からNiftyメールを使っていますが、パスワード変更依頼のメールが来ました。
幾つかの会社がKDDIのシステムを使っていたんですね。知りませんでした。
自分もメール自体が詐欺メール?かと一応疑い、HPから確認してから修正しました。
今回の対象はメールパスワードとの事で、こちらは余り意識していなかったのですが、ログインパスワードも含めて両方変更しました。あと、メーラーでThunderbirdを使用しており、こちらも変更したりと割と手間でした・・
ahiru さん コメントありがとうございました。
昔のニフティのフォーラム仲間ともまだかろうじて連絡は取っているので、そちらの方からもパスワード変更の案内が来たりして、そうした人とのつながりも感じた今回の騒動でした。ログインパスワードについてはSMSへ通知が来る2段階認証にしてあるので、こういう設定をしておくのも大事ですね。