「楽天モバイルWiFiスポット」のサービスは果たしてどれくらいの人が恩恵を受けるのか?

楽天モバイルの契約者が増えた背景には、楽天の提供する基地局が貧弱であっても、auから回線を借りて、その回線を使っても無制限で利用可能だったので、言うほど地域によってのつながりにくさが無いという背景もあったのではないかと思われます。

ただ、auとのパートナー回線については順次終了する予定となっており、その後の楽天モバイルの使い勝手はどうなっていくかというのはユーザーにとっては深刻な問題になるだろうと思います。

ちなみに、自宅から使う分にはパートナー回線をつかまなくても楽天からの電波での運用は可能だったというのは、光回線を引く前に自宅のホームルーターに楽天SIMを入れて運用していたこともあり確認済です。

問題は、外出先で楽天モバイルのアンテナが立っていない状態で着信できるのか? ということですが、調べたところ今使っているスマホでもう一回線入れているので、そちらのデータ通信が生きていれば発信も着信もできるようです。私が入れているのはLINEMO(ソフトバンク回線)のeSIMですが、この他、WiFiを安定してつかめる場合でも発着信は可能であるとのこと(着信の場合「非通知」になるケースもあるかも知れないとのことではあります)。

そんな状況下だからなのか、楽天の方では衛星通信の整備とともに、公衆WiFiサービスをここにきて整備することを発表しました。それが「楽天モバイルWiFiスポット」というサービスです。

アナウンスを見るとまだ関東のみで、使える場所もイオンモール中心であまり使う機会がないかなあという感じなのではありますが、今後、私の住む地域のイオンモールに設置されるようになれば、夏にはお出掛けして涼みながらパソコンによるネットを使うこともできそうなので、無いよりもあった方が良いという感じでしょうか。

個人的には、楽天モバイルの売りであるデータ通信無制限が外出先によっては使えなくなる場所が増えることがストレスになるかも知れませんが、スマホなら楽天以外のキャリアで自分の出没範囲で穴がなさそうなキャリア(MVNO含む)を二枚目のSIMとして契約し、いざという時にはもう一枚のSIMの方でデータ通信だけでなくRakuten Linkを使っての電話も使えるようにしておくのが良いかと思います。

エリア補完で使うなら、そこまで大量な高速クーポンは必要ないでしょう。安く上げたいならpovo2.0のSIMを入れて、楽天回線がトラブルになった時にpovoのトッピングを行なう(使い放題トッピングが無難か)のも良いでしょう。スマホ買い替えのタイミングで、さらに別の回線を持っているならIIJmioでも十分でしょうし、mineoの「マイそく」なら平日昼間こそ最大32kbpsと激遅になりますが、その他の時間は1.5Mbpsと一応動画も見られます。どちらも、それほど月額費用を高くしないで使えると思うので、切り替えて使うことで今よりもトータルの費用を抑える(つまり楽天モバイルの費用を別回線を使うことで安くできるかも知れない)こともできるかも知れません。

楽天回線+別回線でもつながらないような場合、都市部であれば「楽天モバイルWiFiスポット」で補完するつもりなのかどうかはわかりませんが、山奥では楽天がサービス開始予定である通信衛星との直接通信がどのような形で利用できるかによって状況は変わってくるように思います。どちらにしてもWiFiスポットの整備でau回線で使えなくなった穴を埋めることはできないと思いますが、WiFiスポットサービスが順次消えていっている中で、どうしていくのか。その点で疑問は感じるものの、今後の展開には注目していこうと思います。当然ながらスマホは楽天回線の単体では使わないようにするという、ユーザー側の手間の掛け方もあった上での付き合い方になるかも知れないなあと思います。

カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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