すぐ逃げなければならず戻ることも許されない状況で何を用意すべきなのか

東北および北海道に津波警報・注意報をともなう大きな地震が起きたのが、2026年4月20日の夕方でした。実際に警報・注意報の出た地域にお住まいの方は、今後も同じような地震が起こるかも知れないという、気象庁からの注意喚起のある中で、本当に大変だと思います。このまま地震活動がゆるやかに収まってくれることを願わずにはいられません。

日々様々なニュースが流れる中で、もし地震が起こったら? という啓発活動は自ら積極的に情報を入手するしかないと思うのですが、十分津波の恐さをわかっている方でも、つい気が緩みがちになることもあるかも知れません。ここでは改めて、すぐ自宅や勤務先・学校、外出先から逃げるということになった場合、どういう心持ちでいたら良いのか? ということについて差し当たって書いていきたいと思います。

まず、実際に大きな地震がお住まいの地域で起こった場合、その地震が津波を伴う揺れであるのか、津波の心配はない地震であるのかを個人の力量だけで判断することはできません。まずはどう動けば良いのか判断できるように情報を集めましょう。テレビがあればテレビを付け、ラジオがあればラジオ、両方とも無ければスマホでニュースサイトを開き、リロードしながら揺れの後の津波の心配はあるのかどうか、それを確認しましょう。もし、津波警報・注意報が出たらすぐに避難が鉄則です。

もし深夜に地震が起こった場合、危機感がないまま情報が取れないということのないように、自動的にテレビが付く「緊急放送対応」の設定があるテレビがあります。これを「スタンバイモード」にしておくと、テレビの緊急警報放送が行なわれると、テレビの電源を入れニュースを確認することができるようになります。この機能は、普通のテレビでも付いていると思うので、やはりチューナーレステレビでなく普通のテレビを置く意味はあると私は思います。

ただ、今回の津波警報を実際に津波は来ない西日本の方々でも受信してしまうので、その点わずらわしいと感じられる方はいるかも知れません。しかし、もし地元で大きな地震があってもそのまま寝ぼけているような状態になった場合、実際にテレビが自動で付いて、避難を大声で呼び掛けるアナウンサーの声を聞いてはっと我に返ることもあるかも知れません。

その際、例えば家の中にいた場合、何を持って行けるのか考えたことがあるでしょうか。いったん家を出たら戻るような事をすると、それが運命を分ける可能性もあるので、日頃から持ち出せるリュックの中味をしっかり用意しておきたいものです。その際、部屋を散らかしていると、日々持ち歩いているであろうスマホとか財布とか、そういった日々の活動に必須だと思われるものを家に置き忘れたまま逃げてしまうという可能性もあります。家の中でもスマホや財布など、最重要な小物は必ず自分の手の届くところに置いておくというのがまずは大事になります。深夜に地震が起こっても忘れないように、家族それぞれが私物を寝る前にカゴなどにまとめておくなど、ちょっとした工夫も大事です。

すでに災害対策用のリュックを用意している場合、そのリュックはすぐに持ち出せる場所に置いてあるでしょうか。できれば日々使っているものでリュックの中に入れてはいないものの必要なものがあれば、そのそばに置いておき、いざという時にはすぐに持ち出せるようにしましょう。私の場合は、毎日出勤する際に持ち出している小ぶりのリュックにそれなりの用意はしているので、大きめの日々持ち出さないものが入った防災用リュックの中にそのリュックを入れて持ち出せるようにしています。

外出先にいる場合には決してスマホなど情報入手に必要なグッズ、いざという時に使えるお金の入った財布などは置きっぱなしにせず、常に身に付けるか目の届く範囲にバッグに入れて管理しましょう。

特に私の場合、防災用リュックを持って出ても肝心なスマホを忘れないように、家の中での置き場所や置き方について改めて考えてみたいと思っています。今回の地震の余震でさらに大きなものが起こるかも知れませんし、皆様には引き続き十分にご注意をと思います。

カテゴリー: 防災コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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すぐ逃げなければならず戻ることも許されない状況で何を用意すべきなのか」への2件のフィードバック

  1. ケータイオタク

    よくスマホにまとめるのは怖いと言う人がいますが,いかにそれがピント外れかを感じますね。日常ではスマホにまとめた上にバックアップをしておけばスマホが故障・紛失した時に対応出来る。
    非常には最低限スマホを持ち出せば何とかなる。それとモバイルバッテリー,AC充電器。現在は現金ですが,将来的にはそれもスマホで対応出来る様になると思います。災害時に通帳等無くても10万円までは引き出せると思いました。緊急時には10万円まではQRコード決済を可能とし支払先もデータとしては残り回収に問題が発生した場合には行政が保証すれば良いのでは。
    スマホはネットに接続可能なのが大きいです。元々ネットは戦場で前線と司令部の連絡を確実にする為に考案されたもの。災害の現場には最適な連絡手段です。
    東京アプリはポイントのバラマキと批判する向きも多いですが,スマホにマイナンバーカードを登録してある事はスマホがあれば本人確認が容易あり,災害時に有用だからだと言えると思います。マイナンバーカードの
    保険証で持病などのデータが把握でき災害時には適切な処置が可能となる。
    行政からの個人向けの連絡も容易です。
    テレビはNHKの受信料負担を考えると難しいですが,有線の固定電話と選択であればテレビの方が優先ですね。

  2. てら 投稿作成者

    ケータイオタクさん コメントありがとうございました。

    今回の津波警報をともなう地震の様子を見ていて、いざという時はもはや着の身着のままで逃げなくてはならない状況は起こり得ることも覚悟はしています。ただ、そんな中でもスマホ本体だけは持って出たいですね。そうすれば後から入手したものを活用して元の環境を取り戻すための重要なアイテムになります。

    一番怖いのは、震災に見舞われた状況の中で部屋の中が散乱し、スマホが行方不明になってしまうことです。ということで、家の中で大事なものが散乱しないようにカゴに入れて管理することにしました。最低でもスマホと財布(各種カード入り)だけは持って逃げられるようにしたいと思っています。

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