先日、外に出ていく際に持っていくバックパックに入れて持っていくためのノートパソコンを変えました。実はこれは、パソコンで文字入力をするためのキーボードについて不満があったことが一番の購入動機となりました。
今までは、まずはThinkPadとかレッツノートとか一般的にモバイルパソコンの定番と呼ばれるものの中で手軽に購入することができるものを選んでいました。その中で、ThinkPadはキーボードについてきちんと作られていて割とすんなり入力することはできていたのですが、いかんせん本体のサイズにキー配列を詰め込むと、向かって右に行くにしたがってだんだん記号のキーサイズが小さくなってしまうという、モバイルノートノートパソコン特有の問題がありました。
レッツノートの場合は、キー配列がちょっと違って、いつも使うキーが違う場所にレイアウトされていて、さらに大きさも小さくなってしまっていたので、手元を見ないですらすら入力すること自体が難しくなっていたのです。
少なくとも、キータッチの部分については妥協するものの、キー配列は余裕を持って全てのキーボードが同じ大きさで、手元を見ないでもホームポジションから指をずらすことで問題なく入力できるような普通のキー配列のモバイルノートパソコンを探し、今使っているNECのVersaPro VKV15/H-4に行き着いたわけです。
以前は、2in1の元Windowsタブレットに外付キーボードを合わせたりしていたのですが、その分荷物が増えてしまいます。さらに、外付キーボードはBluetooth接続のものを使っていたのですが、最大3台までしか登録できないので、パソコン・タブレット・スマホをセットすればそれで終わりになってしまうので、他のパソコンで使う場合には設定をし直す必要がありました。
現在は外で使う場合にはVersaPro VKV15/H-4単体で使っていて、使い勝手は悪くないのであえて外付キーボードも一緒に持って行くことは考えていませんが、家では複数あるノートパソコンを気分次第で使い分けているので、そうした場合に同じ感じでキーボードが使えるように、ノートパソコンのキーボードの上に乗せて使えるような外付キーボードを物色しています。で、私が考える自宅使い基本で、もしそのキーボードが使いやすかった場合には旅行などにも持って行こうと思えるような外付キーボードの条件について考えてみることにしました。
まず、最初に書いたように、キーの大きさは右に行くほど小さくなったりすることなく、手元を見ないでも普通に打てるキー配列であることがまずは第一です。そのようなキーボードとして、すでに一台持っているのがHHKと呼ばれるHappy Hacking Keyboardですが、問題もあります。
というのも、かなり前に購入したのでパソコンとの接続方法がUSBを使っての有線しかなく、さらにその端子は今ではあまり見ることのないUSB-Btypeのものなのです。もちろんケーブルは確保しているため、現在でも手持ちのノートパソコンのキーボードの上に置いていつでも使えますが、やはりすっきりとワイヤレスでも使いたい時もあります。
最近、そういう事で色々な外付キーボードを探しているのですが、パソコンとの接続方法についてBluetoothだけでなく2.4GHzワイヤレス、さらにUSB-TypeCの有線でも接続できる3Way接続ができるものも出てきています。こういうものであれば、本体電池が切れていても有線で接続ができますし、2.4GHzワイヤレスならUSBレシーバーを複数のノートパソコンとの間で付け替えるだけで、面倒な設定もなくすぐにワイヤレスキーボードとして使えます。Bluetooth接続については、USBレシーバーや有線での接続が直接やりにくいスマホやタブレットとの接続に使うことにすれば、家の中でも外でもいつも同じキーボードを使って作業ができるということになります。
逆に言うと、3Way接続をサポートしているキーボードの中で、比較的価格が安く、自分のキーボードの使い方でストレスを感じないちゃんとしたキーボードが果たしてあるか? ということでしょうね。良いものは高いということもあるのですが、色々と情報を仕入れる中で、それほど高くなくても一通り私の要望を満たす外付キーボードがありそうな感じはしているので、まずはそうしたものを手に入れて試してみることを地道にやっていくしかないだろうと思います。このブログではその内容も紹介しつつ、理想のキーボードについて考えていきたいと思います。
ただ最初にも書きましたが、現在外出用に持って出ているNECのVersaPro VKV15/H-4単体でもかなり自分のキー入力については要望を満たすものではあります。持って出る荷物は極力減らしたいという場合には、外付キーボードを持って出ないでノートパソコン一台でストレスなく作業できるものにするというのも一つの考え方です。