現在、外に出掛ける時に持ち出しているかばんの中に、小型ソーラーパネルを入れたことで、もし家にしばらく帰れず、停電でスマホの充電ができなくても何とかなるという自信が付きました。すでに携帯トイレやアルミシートなど、災害用のグッズは入れているのですが、唯一無いのが「非常食」の部門でした。そこで、最低限でもやはり用意しておこうとスーパーに出掛けてきました。
過去にこのブログで様々な非常食について購入し、その内容を紹介してきましたが、当然ながらカップ麺の類を常時携行はできません。そもそも、お湯はおろか水を入手することも難しい可能性がある中で、やはり常温のまま水なしで食べられるものが常時携行の非常食としてはふさわしいのではないかと思います。
そういうわけで、残念ながらカロリーメイトは候補から外しました。携帯食としては優秀なのはわかっているのですが、水がないときついということと、あとはかばんの中に入れているうちにボロボロになってしまう可能性があることも、カロリーメイトを諦めた要因です。
あと、私が考える携帯用非常食に求める条件は一つ一つが個包装であるという点です。災害でなくても新幹線の中に缶詰になって全く食料が無く長い時間過ごさなくてはならなくなる事もあるかも知れません。その際、一回開けると湿気ってしまう大袋に入ったものは、開けてすぐに食べ切らなくてはならなくなるので、いざという時の食料としてはポイントが低めなのではないかと思います。ということで、色々考えた結果、以下のものをバッグの中に入れておくことにしました。
どちらも普通にスーパーで買うことができる、特段非常食として売っていない「はちみつ100%のキャンディ」と「一口ようかん」です。一口ようかんは一個50円くらいで、賞味期限は製造から約1年といったところです。以前、同じサイズの一口ようかんが5個入った井村家の「えいようかん」を持っていましたが、水なしで食べられてそれなりに満足感もあるので、もう一度「えいようかん」を買い足そうかと思ったのですが、常に持っているなら、ローリングストック方式で出先でちょっと小腹が空いたら食べてその都度新しいものを購入していけば、金銭的な負担なく常備の非常食として活用できます。
今回はつぶあんと練り餡のようかんを一つずつ買いましたが、これで100円なら悪くないでしょう。裸のまま持つとバッグの中で破裂したら怖いので、USBケーブルを購入した際に入っていた袋(ジッパー付きできちんと閉まるもの)の中に入れました。あまり多く持ち歩いても消費する時に大変ですし、買い物ついでに面白そうな一口ようかんを見付けたらストックしておいてバッグに入っているものから食べて入れ替えるような感じで考えています。
そして、「はちみつ100%のキャンディ」は、この商品のおかげで、どこでも安く買えるようになりました。その時からのファンで、別の旅行用バッグにもこの飴をしのばせています。賞味期限のある製品ですが、風味は落ちるにしても多少賞味期限を越えてしまっても、非常食としては十分でしょう。はちみつの飴は喉に良いという感じがあるので、冬に喉が乾燥した時に食べるようにして、これもローリングストックをしながらいざという時に常にある状態にしておくことが大事かなと思います。
チョコレートやマヨネーズなど、山で遭難した人が用意していて命をとりとめたというような食品はありますが、お出掛けの際に準備して出られるのであれば良いのですが、日常で出勤した時に大きな災害に遭遇したような場合に備えるような目的では、今回のようなものがかさばらず常備には良いかなと思います。