先日、毎年の我が家の恒例である富士宮にある農産物直売所へのお買い物に行ってきました。夏のこの時期には、全国的にはあまり馴染みがないかも知れませんが、取れたての生落花生が直売所で売られているので、それを買ってきて塩ゆでにしていただくのです。塩味で水に十分浸した落花生は好みはあるかも知れませんがファンも多く、下手をしたら多客期には午後には売切れてしまって買えない場合もあるほどです。
ということで、平日に休みが取れそうな日を狙って行こうと思ったのですが、最初に行こうとしたのは火曜日でした。ただ実はその日は直売所の定休日で、下調べをしないで行ってしまったらせっかく時間を掛けて出掛けてもお店が閉まっているという最悪の状況になるところでした。これは直売所の公式ページでなくても、その直売所を紹介しているページをネットで見付けられれば、定休日の情報は得ることはできるので下調べの中でもそこまで難しくはありません。
ただ、落花生の旬の時期はいつなのかとか、特売の情報などは公式ページや「X」のアカウントなどで出ている場合があります。事によると、もはや出荷時期が終了してしまって店頭に並んでいないということもあったりするので、対象とする場所やイベントに公式ページやX、インスタグラムのアカウントがある場合にはきちんとその辺も抑えておくことが大事だと思います。
実は今月は、落花生とは別に出掛けようと思ったイベントが2つありました。一つは先日あった中秋の名月に合わせて近隣の天文台で月および土星などの観望会が行なわれるということを聞き、ネットでその天文台のページからイベントの概要をゲットしました。
参加費は無料ですが、開始1時間前に整理券を配り、定員があるということで、整理券を配る時間に合わせて出掛ける必要があることがわかりました。ただ、イベントの説明には気になる事が書かれていました。天文現象は当日の天気に左右されるので、雨が降ったり曇天の場合にはイベントそのものが中止になる恐れがあるというのです。開催か否かは整理券配布のさらに一時間前に公式ベージでアップされるということも書かれていたので、一応出掛ける準備はしつつ、その時間に合わせて天文台の公式ページを開いたところ、残念ながら天候不良のためイベントは中止という事を知りました。もしこの一手間をしないで先走って出掛けてしまっていたら、全くの無駄足になるところでした。
で、これを書いている翌日にも実はお出掛けの予定があり、それは例年だと満開になっている彼岸花の名所で行なわれるイベントに行こうと思っていたのでした。このイベントについては、たまたま地元発のテレビニュースで、本当はもう少し早い段階でイベントをやるのを、今年はとんでもない暑さが長く続いたため彼岸花が咲いていないということで、22日にイベント開催になるという情報を得ていたのです。
というわけで、本日開催のイベントについてはテレビが情報源だったため、そのまま行っても大丈夫だろうと思っていたのですが、先日天候不良で中止になったイベントに行こうとしていたこともあり、前日に念の為ネット上を検索してみました。彼岸花の咲いているところには公民館のような建物があるので、その建物に関する情報発信をしているページを探し出して確認したところ、何とそのイベントも中止になるという事を知ることになったのです。
その理由は、22日の天気が未明から午前中いっぱいに大雨になるという予報があるので、準備などの手順が難しいということらしく、これは仕方がないと思えました。また、そのページには昨日時点での彼岸花の開花状況についての記載もありました。それによると、昨日で約3分咲きということで、満開の彼岸花を見たい場合にはもう少し待った方が良いという話もご丁寧に書いてありました。
というわけで、ここでは下調べをして結局行かなかった事を中心に書いてしまいましたが、こうした情報は全国どこにいてもネット経由で得ることができます。日帰りでそのために出掛けてやっていなかったというのはちょっとショックですし、日程の詰まった旅の中で予定していた行程を諦めることになるというのはショックなことでしょう。私の場合は、画面の大きなパソコンで前日にじっくりと調べますが、旅行中などはスマホやタブレットなどで調べるケースも多くなるかと思います。個人的にはスマホよりタブレットを携行する方が調べものはしやすいので、私はタブレットを出先では多用することになると思いますが、スマホでも十分コツさえつかめば目的の情報に到達できると思います。
大切なのは、きちんと調べてから動くということを徹底することだと思います。もし不幸にも目的地が休みだったりした場合はその場ですぐ代案を考えることもでき、無駄に動き回るということもなくなります。時間と燃料の節約という意味でも、下調べの大切さということを考えながら動くことをおすすめしたいですね。