日本の物流というのは本当に迅速に注文した商品を届けてくれて、ここで改めて全国を飛び回ったり、多くの家に配達してくれる人たちに感謝させていただきたいと思います。今回購入したスマートバンドは、アップルウォッチとは違ってなかなか地方都市では実店舗で見られるものではないのに、以前のバージョンの本体を落としてすぐにネットから注文したら、翌日には届いてしまったのですから。
以前購入していたのはSmart Band7でしたが、8からは製造元が変わり、以前のスマホ用アプリが使えなくなるなど、ディメリットも多いのですが、Xiaomi Smart Band9は最近出たばかりであまりネット上にもそこまで詳しいレビューは載っていませんでしたが、価格は8と9の間ではそう無かったので、新しいバージョンの方が良いだろうとあまりそこまで深く考えずに購入をしたところもあります。
まず、スマートバンドを私が使うために重要視したいことの一つに、バイブレーションの強さがあります。設定で強にすれば、Band7で使っていた時と比べてそう遜色ない感じで震えてくれます。基本は電話関係かLINEの投稿があった時だけではありますが、Band7と比べると、いきなりメッセージが画面で何もしなくても出てくるのではなく、バイブだけで画面は待ち受けのまま変化はないのですが、スマートバンドの画面を触るとすぐにメッセージを確認することができます。個人的にはこれでも十分という感じです。
また、スマートバンドの場合かなり電池を食うので、常時文字盤点灯という形で設定するとかなり電池の持ちが悪くなるのですが、このBand9の場合は、文字盤に出ている時刻表示(12:00というような簡単な表示)だけを浮き立たせて常時表示し、これも設定でできる、本体を少し上げることによって文字が多少明るく光るようになります。文字盤全体を見たい場合には画面にタッチすれば表示が変わるので、画面さえ触らなければ、常時表示設定にしていてもそこまで電力を消費しないように思えます。ちなみに下の写真が常時表示時の時刻表示の内容です。
そして、バンドは以前のように本体まるごとはめ込むようなバンドも使えますが、基本的には本体裏にあるボタンを押しながら付け外しができるようになっていて、純正ではなくてもこの写真のタイプのバンドを使うようにすれば、しっかりと本体にバンドがはまります。これで、もう簡単に本体だけがポロッとバンドから抜け落ちるような事はありません。
今回購入して本当に良かったと思ったのはこの点です。本体に付いているバンドは、ボタンのような感じでバンドに付いている穴に差すだけの構造なので、このバンドを使っているとバンドごと何かの拍子に落ちてしまう可能性があるので、ナイロン製のリストバンド(写真のもの)を同時購入しました。手首の太さによってバンドの調整が可能でさらにナイロンには伸縮性のあるゴムが入っているので、ゴム製のブレスレットを付けるような感じであまり手首が痛くならないように装着することができました。
改めて、もうこれでスマートバンドを使い込んだとしても落とす心配なく使い続けることができると思います。もうスマートバンドを使い慣れてしまっているので、普通の腕時計を付けると、付けたままキーボードのタッチタイピングをしても全く疲れないでできますし、付けながら時間だけでなく体の色々な情報を取ったり、いざという時には懐中電灯の代わりにもなる便利さは変わっていません。ただ、充電のためのコードは前のものではうまく接点にくっつかないのでBand9に対応した充電用ケーブルを旅行用に今後買い足す必要はあるかも知れません。ただ、電池持ち自体は以前より良くなっていますので、長期旅行に出るのでなければ、満充電したまま出ていけば外で改めての充電は当分は必要ないかなという感じはします。
今回は狙ったわけではなく、思わぬトラブルから新しいスマートバンドを購入してしまいましたが、私にとっては必要十分な機能を持っているので、次の画期的な機能が安価なスマートバンドに搭載されるまでは使い続けたいと今は思っています。できれば、三度目の紛失報告はしないで済むようにしたいものです。