テンキーで日本語入力をするために用意したいハード

先日ちょっと書きましたテンキーが届きました。基本的には普通のキーボードなのですが、日本語入力に便利なキーを自由にカスタマイズできるようになっています。メーカーと型番はサンワサプライのNT-19UH2BKNです。

このテンキーの一番の特徴は、Enterキーを除いてすべてのキーを付属のソフトを使って自由に入れ替えが可能になっているのです。さらに、自由に割り付け可能なキーが通常のテンキーとは別に4つあり、そこに文字入力に便利なキーを割り付けることで、テンキー単体でもそれなりに文字入力ができる唯一のテンキーではないかと思っています。

TAB BS
enter
00 . enter

テンキーには標準の配列ということでは、数字の部分だけは共通ですが、あとは製品によってかなりのばらつきがあります。上で示した配列は一例ではありますが、左上に「TAB」キーになっているかどうかというのがまずはポイントになるでしょう。なぜかというと、今回日本語入力用に使用する「Google日本語入力」をはじめとする多くの日本語入力ソフトの予測変換機能において、すべての文字を入力する前に候補を選ぶためのキーがTABキーであるということがあります。

NT-19UH2BKNでは、数字の7の上はナンバーロックキーになっていますが、ここの部分だけは変更できません(数字入力モードでは最上段の4つのキーのみを変更可能です)。そのため、TABキーは残念ですが別に割り付けます。さらに文字を変換したり空白を開けるためにはスペースキーは必要で、ひらがなをカタカナに変換することができる「無変換」キーもあったほうが便利です。さらに日本語入力そのものを切り替えるには、「半角/全角」キーもあったほうがいいと考えます。これらのキーについて、すべてを備えているテンキーは残念ながら見つけることはできませんでした。その代わりに見つけたのが4つのキーを自由に割り付けできるNT-19UH2BKNだったわけです。

NT-19UH2BKN(画面右)は、19ミリ四方の大きさのキーがある比較的大きなテンキーですが、キーにはカバーが付いていてカバーだけ付属の部品で取り外しできるようになっています。カバーの中にはシールや紙をセットすることができますので、手書きの表示にはなりますがわかりやすいように最上段のキーに動作内容をメモした紙を付けました(「TAB」「スペース」「無変換」「全角/半角」の順)。

さらに、最上段のさらに上にあるモードキーを押してLEDの色を緑から赤に変えることで、エンターキー以外の全てのキーのカスタマイズが可能になり、このテンキーを直接の文字入力でなく、キーボードショートカットを割り付けて日本語入力の補助として使うこともできます。モードキーを押す手間は増えますが、私はこちらのモードでも主にショートカットキー(最上段左から「切り取り」「カット」「ペースト」「取消」、5に「上書き保存」)を割り付けました。残りの全てのキーのカスタマイズも行えば、この製品をテンキーとして使わず、便利な入力補助装置として使うのも十分ありだと思います。

実はこの文章もNT-19UH2BKNとマウスのみを使い、極力パソコンのキーボードを使わないようにして書いています。ここまで長文を片手で書いてきたわけですが、キータッチも悪くなく、今後は主にモバイル用に購入したDynaBookにあわせて、持ち運んで使ってみようかなと思っています。具体的な日本語入力についての説明については、興味のある方がどのくらいいるのかはわかりませんが、改めて紹介させていただきたいと思っています。


カテゴリー: その他のハード | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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