ラグビーワールドカップ観戦記 その4 試合会場から出るタイミング

今回の試合観戦のタイミングというのは、たまたま台風が静岡に向かって押し寄せてくる直前で、JRを始めとする鉄道会社や、高速道路などで事前に翌日からの運休および通行止めが発表されていたことで、改めて考えなくてはいけなくなりました。

試合開始前から結構な雨が降り続いたことが原因なのか、オーストラリア対ジョージアの試合はエコパスタジアムで行なわれた試合の中では一番少ない観客数だったということですが、それでも数万人単位の人が試合終了後には動くわけですから、一体どのタイミングで帰るかということを出発する前から考えていました。

私の状況は、静岡市内にある自宅から静岡駅まで車で来て、駅からJRの在来線を使って東海道本線のエコパスタジアム最寄駅の愛野駅まで行き、さらにそこから徒歩20分でスタジアムに到着したわけですが、電車は一本で、しかも新幹線でなく在来線のみの利用でしたが、帰りの駅の混雑については当然予想していました。

たまたまエコパスタジアムでの他の試合を見に行った人から聞いていた情報によると、試合を最後まで見て試合後の余韻に浸っていると、恐らく愛野駅には帰宅のための人であふれ、駅に入場制限がかかってかなり待たされるだろうと言われました。これは、新幹線を利用して掛川駅までシャトルバスで戻り、そこから新幹線こだま号に乗って帰ろうとしている人にもあてはまります。

今回の状況は平常の状況と違い、翌日に東海道新幹線が計画運休という発表がすでにされていたので、その日の早いうちからこだま号の指定席は売り切れ、夕方の時点では列車によってはグリーン車の指定席が残っているようでしたが、こうした混雑を見越して事前に指定席券を購入するとスポーツ観戦の場合はしばしば問題にぶちあたります。

一応ラグビーの試合は前後半40分と決まっていますが、サッカーほどではないにしろけが人が出たりビデオ判定になったりするとそれが終了時間までひびいてきます。そんな中、過去の日本チームの試合のようにラストプレーのホーンが鳴ったあとで劇的な展開が起こった場合、肝心なシーンを全く見られないままスタジアムを去らなければならないという状況も起こります。

ですから、行きの分の指定席は購入しても、帰りの分の指定席は事前に用意しない方が臨機応変に試合を楽しめるということもあるわけで、個人的には混雑を気にする場合には試合終了と同時か少し前にスタジアムを出る体制を整えておいた方がいいでしょう。もはやその夜をスタジアム周辺でしばらく過ごそうと気持ちを切り替えれば残るのもいいでしょうが、今回の試合では試合終了後の花火も中止になり、途中まで僅差の試合だったものの最後にはオーストラリアが地力を発揮してジョージアにとどめとも言えるトライを奪ったところで、まだノーサイドの笛が吹かれていない中で、私は席を立つことにしました。

事前に試合を観戦した人から聞いていた、エコパスタジアムでのもう一つの混雑回避策というのがありました。もちろん行きと同じように歩いて愛野駅まで戻って在来線に乗って行ってもいいのですが、帰りは違うゲートを出ると主に新幹線利用の人向けの掛川駅までの無料シャトルバスが出ているので、そちらに乗って掛川駅まで行けば、新幹線の入口は混んでいても在来線の入口はがらがらだからと言われ、そのコースを使うことにしました。

ちなみに、掛川駅は愛野駅から東京に向かう方面の次の駅で、乗車券も少しですが静岡駅までの料金が安くなっています。バスのりばまでは愛野駅までの所用時間と同じく約20分かかりまして、うまく行けば愛野駅には停まらずに静岡駅に直行できる「ホームライナー号」に間に合うかな? と思いながら進んだのですが、試合展開の中で完全に試合の動向が決着するまでスタジアムにいたおかげで、快適なホームライナー号の利用は叶いませんでした(なお、この列車は全席指定で、ホームで300円ちょっとの乗車整理券の購入が必要・事前予約不可です)。

しかし、ある程度の混雑を覚悟して行った在来線の入口は人もまばらで、まだ試合の終わる前に出てきたこともあって愛野駅を出てから到着した普通列車は全く混んでいなくて、帰りは静岡駅までずっと座って帰って来られました。今回は猛烈な台風19号に備えるため早く帰ると必要もあったので、帰りの電車で苦労しなかった分、今回の選択は成功したのではないかと思います。

ただ、静岡駅から車に乗り換えて帰る途中に24時間営業のスーパーに寄ったら、もはやお惣菜・パン・カップ麺は全て陳列棚から消えており(^^;)、結局はほとんど何も買って帰ってこられませんでした。こうした買い物についてはやはり前日あたりにサクッと済ませ、帰りの食事は外食せずに家で用意していただく方が良かったなと思いました。

来年の東京オリンピックを実際に見に行かれる方についても、現地までの行程だけでなく、帰りの時間をどうするのかということとともに、もし悪天候になって移動が難しくなったらどうするかというところも考え、思わぬ試合展開になり試合終了後もつい余韻を求めてスタジアムにとどまってしまうとどうなるかということについても考えておきましょう。最悪途中で電車が終わってしまった場合の宿泊の手配も必要になるかも知れません。スマホから宿の予約はできそうですが、多くの人が同じ事を考える傾向もあり、もしホテルがダメそうならネットカフェで時間をやり過ごすとか、様々な観戦後の帰宅プランを考えておくのがいいと思います。


カテゴリー: 旅日記 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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