もはやふらっと入ることは不可能か? 夏のエンタメイベント

昨日、親戚の小学生がなかなか夏休みに出掛けられないということで、ピンチヒッターを買って出て、その子が行きたいと言っていた袋井市の法多山尊永寺で期間限定で行なわれているお化け屋敷イベントを目当てに出掛けてきました。

一応、行く前にそのお化け屋敷イベントの内容を調べてみたのですが、全国のお化け屋敷をプロデュースする五味弘文氏総監修ということで、テレビや新聞などでその内容について見ていたということなのですが、個人的には当日ふらっと行って入ることは無理なのではないか? と思いつつ、事前に両親にはその事は告げたのですが、行ってみたら案の定かなり早いうちにチケットが完売になってしまっていました。

このイベントのチケットの売り方は、前売は転売対策のためか当日券しか売らず、午後2時からイベントがスタートなのですが、当日券は午後12時から発売すると説明されていました。ちなみに、私の住む静岡市から法多山まではだいたい車で一時間半くらいかかるのですが、小さい子というのはそういう事情があるから、お昼は食べないでとにかく早くチケットを買いに行こうと行っても目前の食欲の方が勝ってしまうようなところがありまして(^^;)、途中の焼津でマグロ丼を美味しそうにいただいてから、13時頃に法多山に着いたのですが、駐車場から降りて歩き出してすぐに「チケット完売」の掲示を発見し、何とも言えないような雰囲気になりました。

念のため、チケットを売っている場所まで行って聞いてきたところ、その日はチケット販売の12時より前の11時くらいにはすでに当日券目当てに多くの人がやってきており、夕方までの全てのチケットが30分くらいで完売になってしまったそうです。こうしたイベントに行き慣れている方なら当然の話で、さらにチケットを購入しても入場できるまでかなり待たなければならなくなるので、チケットを運良く取れても大変ではあるのですが、このように常設ではなく期間限定のイベントになってくると、やはり傾向と対策を十分にやった上で、それ以外のものは全て諦めるというような「大人の対応」が必要になってくるところがあります。

そういう意味では、今回のイベントと比べるとあまりにちゃちで、しかも中にいる脅かし役の幽霊が女の子だと抱きついてくるいわゆる「セクハラ幽霊(^^;)」が少なからずいる場末の見世物小屋を知っている身としては、それでも気軽に入ってドキドキした体験をしていて良かったなと思うところもあります。

今回改めて感じたのは、地方でもきちんとした期間限定イベントの場合、ふらっと立ち寄ったらやっていたので、ちょっと見てみようというような事は難しくなっているんだなということです。もちろん、お化け屋敷の内容は素晴しいもので、最大の効果を見る人に与えるために入場人数の制限を行なっているのだと思いますが、そのために一つの場所から動けなくなるようでは、いろんな事を旅で楽しめなくなってしまうので、私個人としてはそうしたイベントは極力パスするしかないのかなという気がします。

ちなみに、今回の法多山のお化け屋敷は、今日こそ夕方までの開催でしたが、お盆期間は午後9時過ぎまでやっていて、特に午後4時半からの入場者に関しては(チケットを確保して改めて訪れる場合か?)一部の駐車場が無料で使えるなどの優遇があるようです。運が良ければチケットがある場合もありますが、それなりに時間がかかったりしますので、早く体験したい場合は誰よりも早く並ぶ必要があります。絶対に体験したいと思われる方は、それなりに覚悟をして出掛けることをおすすめします。


カテゴリー: 地域情報・イベント | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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