新幹線で京都日帰りの旅 その5 帰りの新幹線が満席になった理由

今回の日帰り旅では行き帰りの新幹線が事故や天気の影響で遅れたり運休することが何より恐かったのですが、今回はそんな事もなく、新幹線は定刻に京都駅を発車しました。ひとつ残念だったのが、帰りの新幹線がN700系でなかったので車内でコンセントが使えなかったということです。

私が乗ったのは3列ある中の窓側のA席でしたが、京都では既に隣の2席は埋まっていて、中に入っていくのに少々気を使いました。しかし、一応後ろの席の方にお伺いを立てて少し席を倒させていただき、ベストポジションを確保できたことで、あとは帰るだけというところになりました。

ただ、岐阜羽島で隣のお二人が降りたので、これで悠々と足を伸ばしてのんびりできるなと思っていたのですが、静岡県内に入ったところでの車内アナウンスが入り、その考えは打ち砕かれました(^^;)。

何でも、掛川駅からイベントの帰りにこの新幹線に大挙して乗ってくる集団がいるとのことで、席が空いているからと自分の買った席から移動して座わることはお控え下さいというアナウンスだったのです。

このアナウンスを聞いて、行きの新幹線に乗っていてブログで書いた事について、一つの疑問が解決しました。それこそ私が乗った静岡駅から次の掛川駅まで乗ってすぐに降りて行った女性二人組について、掛川で何か面白い事でもあるのかなと思っていたのですが、帰りも掛川駅から大挙して乗ってくることは、大規模なコンサートがあったことが推測されます。

それは、掛川駅ではなく在来線に乗り換えて愛野駅まで行き、そこから歩いてサッカーワールドカップのために作られたエコパに付随する「エコパアリーナ」でジャニーズ事務所所属グループの「KAT-TUN」のライブがその日は2公演行なわれていたのです。行きの新幹線で降りた二人連れは一回目のライブに行くために静岡から掛川まで新幹線で行き、そこから在来線で愛野駅まで行ったのだろうとその時に気付きました。

掛川駅ではかなりの数の人が新幹線を待っていて、やはりというか一気に指定席は満席になりました。恐らく、安く東京や途中の都市まで帰るためにうまくこだま号を使った移動をしている人が全国のコンサートを回っている人の中にもいるということがわかり、ぷらっとこだまエコノミープランは甘く見ているとこうした方々との競争になって、全く買えなくなることも想定しておいた方がいいということもわかってきました。

今回多くの人が乗って来たのが掛川から東京方面ということで、掛川の次の静岡で降りるつもりの私の場合、先に掛川~静岡以東の駅の指定席を押さえられてしまったら京都~静岡間のきっぷは買えなかったということになったかも知れません。ですから、こうした企画きっぷであっても週末に出掛ける予定にしている場合には、予定が決まったらできるだけ早くチケットを確保することが大切であると改めて思いました。たまたま今回は何とか一名だけのチケットだったこともあり無事に席を購入できましたが、早めに購入した分はキャンセルもできますので、大きなイベントとお出掛けが重なることにも備えた方が良さそうな気がします。

いつもの京都日帰り(青春18きっぷ)では、始発に出て夜の11時過ぎに帰り、さらに乗り換えの席取りで心身ともに相当疲れてしまうのが当り前でしたが、今回は現地での時間こそ少なかったものの、旅自体は体への負担もなく、楽に帰ってこられました。また機会があれば、今度はもう少し早めの新幹線で行き、用事のない時に一日京都を楽しむ旅をしてこようかと思っています。


カテゴリー: 旅日記 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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