2013 静岡ホビーショー

 毎年5月中旬に行なわれるプラモデルの見本市、静岡ホビーショーの一般公開に出掛けてきました。週末に一般公開されるため、全国からやってくる人たちで会場はとんでもなく混雑するのですが、自宅から会場まではそう遠くはないので、会場時間の朝9時頃に思い立って出掛けてみたものの、すでにすごい人の列になっていました。他県からお越しの際は前日から会場近くに入って車中泊の方がいいぐらいの混み方で、一通り見終わって私が会場を出た時には皆車で会場に入ろうとしていたせいか、大きな交差点をふさぐようになってしまっていたほどで、渋滞の発生源になってしまっていました。主催者からのアナウンスではできるだけ車を避けて公共交通機関でと案内されていますが、公式サイトにある臨時駐車場からシャトルバスでの会場入りが無難だと思われます。

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 ブースの大きさとしてはバンダイやタミヤには多くの人が集まっていましたが、そんな中、タミヤのブースの片隅に興味深い品物を発見しました。タミヤマークの付いた非常食のセットです。地元企業とコラボしたと思われる焼き鳥の缶詰やカンパン・ビスケットの缶詰がありました。私はこれ以上缶入りの非常食を増やすと収拾が付かなくなりそうだったのでスルーしましたが、ネタとして持っていても十分受けるだけでなく実用にもなる品々だと思います。

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 製品そのものの展示という点では、ハセガワやアオシマのブースを中心に回ってきました。特にアオシマには、このブログでも紹介したことのある、軽自動車の生産から撤退してしまったスバルのサンバーの試作モデルが展示されていました(^^;)。個人的にはサンバーのキャンピングモデルが出たら欲しいなと思ったのですが(^^;)、残念ながら様々な車が展示されている中、キャンピング仕様というのはほとんど見付けることはできませんでした。

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 あと、別の意味で面白いと思ったのが実際に動く蒸気エンジンの模型を実演していた斉藤製作所のブースでした。実際に火を付けてボイラーを使った船のスクリューを回したり汽笛を鳴らしたりしたデモンストレーションはかなりそそられるものがありましたが、こういう趣味はキャンプ用のストーブに火を付けてそれ自身を楽しむのと近いものがあるのかも知れませんね(^^;)。

 会場内では展示即売もあり、ジャンクのパーツなどは格安で売っていて、マニアの方々が群がっていたのですが、私はそれほど興味がなく、ぶらぶらしていたところ見付けたのが空クジなしの抽選イベントでした。その中でいわゆるはずれの5等に非売品の1/12モトコンポ(アオシマ製)があったのがなぜかABC HOBBYという別のブースだったのですが、一等二等よりもハズレの5等のモトコンポが欲しくて一回500円の抽選にチャレンジしました(これの素性は以下のリンクにあるプレゼント用の余りみたいです)。

http://www.abchobby.com/productimg/gamb/city/moto/motocompo.html

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 そして何とか無事にモトコンポのプラモデルを手に入れたのですが、この時ばかりは自分のクジ運の悪さに感謝しました(^^;)。ホンダ・シティに載せられる小型の原付であるモトコンポは憧れていたものがありますが、実際に所有した場合にはおせじにも便利には使えないと思いますので、所有欲を満たすためにはプラモデルで十分かなとも思います。そういったニーズも模型にはあるような気がしますね。会場にはメーカーの展示のほか、全国から出展されたユーザーの作品展示スペースもあり、本当に多くの人が押しかけていました。こうしたイベントを大した苦労もなく毎年見られるのは本当にありがたいことです。毎年の詳しい日時については事前に公式サイトから確実な情報を得た上で行かれることをおすすめします。


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