18きっぷを使って金沢へ その2 電車内で弁当を食べる判断

 福井県自体のB級グルメとして知られているソースカツ丼で有名なお店が敦賀駅からそれほどかからない場所にあるということで、電車の待ち合わせ時間を利用して行ってきました。知っている人はよく知っていると思いますが、「ヨーロッパ軒 駅前店」です。ここのソースカツ丼の特徴は肉を薄く伸ばし、特製のソースをこれでもかとかけたもので、卵とじのカツ丼を食べ慣れた人からすると違和感があるかも知れませんが、ソースの味が絶妙で一度食べたら癖になる味です。

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 店内で食べるとサラダと味噌汁を付けたセットメニューが選べていいのですが、何しろ次の列車までの時間が迫っておりここは泣く泣くソースカツ丼のお弁当にすることにしました。もし車内で食べられれば食べ、食べられなかったらホテルにある電子レンジで温めて食べようと目論んでの購入です。この店のもう一つの特徴は並盛りでもカツが3枚入っているというボリュームで、お弁当でも同じく3枚のカツがのり、ボリューム満点です。

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 で、結局このお弁当はどうしたかというと、敦賀から福井まで進んだ後、さらにおいしそうなお弁当を見付けて買い込んでしまったため(^^;)、先にソースカツ丼を車内で食べることにしました。まだ温かさが残る中、さらに購入してから時間が経っていたことでかかった特製ソースがうまいことごはん全体に染み込んで、カツ以外のごはんがすべてソース味のライスになったかと思うほどでした。食べているうちに飽きてくる味ではあるのですが、お弁当の隅に鎮座していた小さな梅干し2つが箸休めには大変有難かったですが、量的にはかなり多いですね。お店で食べる場合にも普通盛りでなく、カツ2枚の「ミニ」サイズもあるそうですから、食べ切る自信がない方は注文する時に確認した方がいいかも知れません。

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 そして、この日の夕食となり、さらにソースカツ弁当を車内で食べる原因になったのが、福井駅で購入した駅弁「越前かにめし」の黄金バージョン「黄金のかにめし」(1,500円)でした。普通に売られている赤い紙に包まれた赤い容器の「越前かにめし」はかにのほぐし身が全体に敷き詰められているだけですが、黄金バージョンにはその上に色々なトッピングがされています。これは、過去に百貨店の実演販売の企画の中で作られたものらしいのですが、販売元のホームページには載っていないものなので、常に福井駅で買えるのかどうかはわかりません。

写真のように金箔の付いた足の部分が2本入り、ウニやカニ味噌が付いた身もプラスされて食べごたえも満点です。これは冷めたままでなく、電子レンジでいいので温めてから満喫したいと思い、ソースカツ丼の方を先にいただき、金沢のホテルに落ち着いてからゆっくりといただくことになったのです。しかしこれではせっかくの金沢グルメを満喫できないのでないかと言われるかも知れませんが、この日は夜にもあえて予定を作ってあり、その予定が終わるまではゆっくり食事をすることも難しかったのです。その金沢の夜を満喫するための行動については次回に紹介します。


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