2台揃って一人前? RICOH CX6 と Olympus XZ-1

 以前のエントリーで、ペンタックスの一眼レフカメラ、K-30 K-50 やオリンパスの新しく出るハイエンドコンパクトカメラStylus 1 あたりを狙っていると紹介していましたが、現実は厳しいもので(^^;)、デジカメについては型落ちのものを安く購入することを繰り返しながら推移しています。

 そんな中、先日ネットショッピングの大手サイトで今までで一番の安値が付いていた2011年のはじめに出たオリンパスのXZ-1というコンパクトカメラを注文してしまいました。まず最初にお断りしておきますが、このカメラは万人にお勧めできるカメラではありません(^^;)。発売当初は6万円弱の価格からスタートしたものの、7割引以上で売られているにはそれなりの理由があるわけで、光学性能に優れている代わりに、センサーはCCDを使っていることもあって、実用感度はせいぜいISO400程度と言われているので、基本的には屋外での風景撮影に使おうかと思っています。ちなみに、同じオリンパスから出ているXZ-10というデジカメはXZ-1と同じ電池を使っていてクセの少ないデジカメなので、安く見付けることができれば普通の方はXZ-1よりもXZ-10の方を選ばれた方がいいかも知れません。

 実は、このカメラを購入しようと思ったのはもう一つの理由があります。今私が常用しているコンパクトデジカメは今年のお正月に1万円で買ったリコーのCX6というデジカメなのですが、飛びぬけた写りの良さはないものの、コンパクトな10倍ズームでマクロの性能が非常に高いので気に入っています。

 ただ、このカメラを長期旅行で使う場合、気がかりなのが専用バッテリーの充電をどうするかということです。付属品に専用の充電器が付いていて、コンセントに差し込んで充電するものだけに、車の中で充電するためには車のシガーソケットを家庭用コンセントに変換するインバーターが必要になります。せめてUSB接続で外付バッテリーと繋げて本体で充電できるものだったら、充電した単三のニッケル水素電池を使った外付バッテリーも使えるので、旅行用としてだけでなく災害時にあっても充電して使い続けることができます。オリンパスのXZ-1がまさにそうした使用を前提にした付属品の構成になっていて、電池はUSBケーブルを繋いで本体に充電する形式になっています。製品を評価する方によっては、この方式での充電は評判の悪さにも繋がる点でもあるかも知れません。

 実はこれまで紹介してきたCX6とXZ-1の電池は型番こそ違いますが同じ仕様でして、私がCX6用の互換バッテリーを注文した際にやってきた電池の型番は、リコーでなくオリンパスの型番が記されていました。今までリコーの充電器で問題なく充電できていましたので、この2台を一緒に使うことでお互いの弱い部分を補うようにして使うことができるというわけです。

 実際に電池を他社のデジカメと共通化して使えるということがわかってからは、いつかは2台体制にしようと思っていたのですが、予想より安い金額でセットを購入できたのでとりあえず満足しています(^^)。私の場合とは逆に、本体に直接ケーブルを繋いで充電するタイプのデジカメを持っていて、その充電方法について不満を持っている方は、単に充電器を買い足すよりも、充電器が付いて同じバッテリーを使えるデジカメをリストアップしておいて安くなったら購入するという手もいいかと思います。


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