買い時について考える

 昨日の朝、テレビでこの冬の便利グッズというような特集をやっていまして、ここのブログで昨年の10月あたりに紹介したカセットガスを使ったストーブが紹介されていました。ただ番組の内容によると、現状では品薄状態になっているとのことで、改めて今入手するのはなかなか難しくなってきているようです。

 物の買い時というのはそのものによって違ってきて、デジカメや家電などは出た当初に買わずに、ある程度時間が経って売れ残っているようなら、更に安く入手できる可能性が出てきます。どこが底値かはその時の状況もありこの金額だという事は言えませんが、前のモデルがどの程度まで価格が下がったかをリサーチしておけば、一応の目安にはなり、大きな失敗もしないでしょう。しかし、季節商品の場合はこのパターンが通用しない事も多かったりします。

 季節商品を安く買う場合、シーズン終わりやシーズンオフにお店が前のシーズンのものを格安に出す場合があります。特にネット販売においては、シーズン始めにはそれなりの値段がしていたものがディスカウントされて出てくる場合があります。私はこの方法で今使っているシュラフをゲットしました。車中泊の旅用にシュラフを買おうと思っている方々も、冬用の高性能のシュラフが欲しい場合は、今後行なわれるであろうアウトレットやセールを待つという選択もあります。しかしながら値下がりを待ちすぎると、来シーズンまで使えなくなるという可能性も出てきます(^^;)。でもそこまで待てるのであれば、この冬を今ある装備で乗り切りながら、自分が本当に欲しい装備とは何かを考えながら実際の旅でいろいろ試すこともできるでしょう。

 ただし今回のカセットガスで動作するストーブのように、シーズンインとともに売り切れてしまうという事も起こるのでやっかいです。今回の場合、電気を使わない暖房という事で、この商品に人気が集まる事は十分に予想されました。私も早い時点で購入し、石油ストープを出すまでの繋ぎとして十分役に立ちましたが、それも早めのリサーチがあってこその結果だったと言えます。

 なかなか自分の欲しいものが買えないとお嘆きの方もあるかと思いますが、どちらにしてもいい買い物をするためには焦りは禁物です。大切なのは、自分が何を欲しいのかをきちんとまとめておき、次のシーズンに使えればというように考えながらアンテナをはっておけば、いい買い物ができるような気がします。あせって衝動的に高値の品物を買っていたら、お金がいくらあっても足りなくなります。本当に欲しいものは何かを考えながら、優先順位を付け、徐々に品物を増やしていきましょう。


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