岐阜県関市「刃物まつり」へ行ってきました

 車中泊がらみではありませんが、日帰りの日程で出掛けることができるイベントがこの秋には多くあり、タイミングが合えば出掛けようと毎年思っています。今回はたまたま岐阜県の関市で毎年開催される刃物まつりが国体の影響で一昨日と昨日の開催になったので、早朝から自宅を出て訪ねてみました。

 週末で、イベント開催となればかなりの混雑は覚悟していたのですが、事前に主催者のホームページをチェックし、関のインターで高速道路を降りず、美濃インターチェンジまで走ってからシャトルバスが発着する関市役所を目指します。朝ちょっと早くに出たため現地に着いたのは午前10時過ぎということで、それほどの混雑にも見舞われずにシャトルバスに乗り換えて会場に向かいました。今回全く予備知識がないまま行ったので一番無難なコースを選びましたが、ピンポイントに目的があるような場合は、かなり早くに出発し、もう少し会場に近い駐車場に停めて混雑する前に会場を出るというパターンもあるでしょう。

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 商店街を車両通行止めにして、写真のように東西にゲートを作り、そこに45もの業者が入り、周辺のお店でも便乗して売り出しをやり、食べ物の屋台なども出ていてかなりごちゃごちゃした感じになっています。それぞれのお店での人出はかなり多くてお目当ての品物を買おうとしてもそこまでなかなかたどり着けないこともしばしばありました。そしてこの商店街というのは端から端まで相当に長く、一通り見終えるまでにも結構かかります。同じ品物でも店によってかなり安く売られている場合がありますので、真剣に探す場合はお店と品物をチェックしながら回るのがいいでしょう。出店のテントには会社名の他に番号が振られていますので、単純にお店の番号でメモを取っておけば間違えることはありません。

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 年に一度、安く刃物を買えるイベントで、私の出掛けた日もそれは多くの人たちが詰め掛けていたのですが、そこは使い方によっては危険な刃物ということで、どのお店にも写真のような注意書きが掲示されています。包丁やハサミなら用途ははっきりしていますが、趣味のナイフなども結構あり、ここでそういった趣味のナイフを購入して帰途に着く際に購入したことが嬉しくてつい梱包を開けてナイフを愛でているような現場を押さえられたら大変なことになります(^^;)。会場内でも恐らくそうした注意喚起は徹底されているかと思いますが、運悪く購入後に警察官の職務質問にあって無造作に車内に放置されたナイフを発見されたとしたら、一通り刃物まつりで購入したことを説明したとしてもややこしいことに巻き込まれてしまう可能性もなくはありませんので、無事に自宅へ帰ってから梱包は解くように気を付けましょう。

 結局私自身としては刃物は買いませんでした。全てのお店の中で一番の人だかりがしているテントをよく見たら、全国的に知名度のある貝印刃物のブースで、家庭用品や雑貨が100円300円500円など定額で売られていたので、そこで家庭用の鍋を購入しました。大手メーカーではフェザー安全剃刀も出店していましたが、全ての出店者が同じような大きさのブースになっているので会場のあちこちで配っているパンフレットで確認してきちんと計画を立てて回れれば良かったなと今さらですが思いますね。

 会場周辺には日本刀を今も作っている関鍛冶伝承館もあり、お祭り期間は入場が無料になっています。刀工の実演も行なわれていますので、時間に余裕があればそういった場所に行ってみるのもいいでしょう。


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