外気導入と内気循環

 高速道路上における大気汚染の調査において、意外と高速道路上は二酸化窒素濃度が高いことがわかってきたとの気になるニュースが入ってきました。長距離移動で高速道路を使っての車中泊の旅を考えておられる方にすると、決して見過ごしてしまっていい話ではないと思われます。

 かくいう私も概要を新聞記事で確認したに過ぎませんが、今まではほとんどの場合で外気導入にしたまま走っていました。しかし、高速道路上では特に上り坂や渋滞時、長いトンネルの中などで外と同じくらいの二酸化窒素濃度が車内にも入っているということがわかった今、それなりの対策が必要でしょう。

 そうは言っても常に内気循環のまま走ってしまうと、食べもののにおいや、車内に独特のにおいが充満したりして、車内の空気は汚れてしまいます。基本的には外気導入にして走るのがセオリーだとは思いますが、今回発表された結果を受け、車の外に気になるにおいの元があったり、早く冷房や暖房を利かせたい場合以外にも内気循環に切り替えるタイミングを見付けることが大事でしょう。

 基本的には車が込み合う状況になってきたら、上り坂や長いトンネルでは内気循環に切り替え、渋滞にはまった場合でも内気循環にしておいた方が現状では安心でしょうね。

 また、高速道路ではなく一般道であっても、交通集中による渋滞に巻き込まれた際には自分で切り替えをするようにされた方がいいと思います。冬の時期にはあまりないかも知れませんが、夏になると常に窓を開けて運転される方も増えると思います。窓を開けるということになると限りなく外気と同様の二酸化窒素を吸い込んでしまうことにもなりかねませんので、その際も窓を閉めるだけでなく内気循環モードに切り替えるという気配りが必要になってくるのかも知れませんね。


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