イオン限定 b-mobileSIM プランA がもたらしたもの

 少し前の話になりますが、月980円で100kbpsのスピードでドコモの一部端末やSIMフリーの携帯電話やスマートフォンで使えるSIMカードの契約がかなり伸びているというのがネット上でニュースとして流れてきました。

 恐らくインターネット上で情報を得て、契約までこぎつける人たちが増えたという事なのでしょうが、ほとんどインターネット以外のところでは知名度のないサービスであるというのも面白いですね。

 前にも説明しましたが、このプランの一番の魅力は加入時に高価な端末を買わなくてもよく、解約したい場合でも一切の違約金がかからないことです(音声とのセットプランは1年継続が条件ではあります)。これは、一回入ったら最後、高い通信料および分割購入させられた端末代を2年間にわたって払い続けなければならない今の携帯電話会社とは大きく違う点です。

 このブログではさんざんこの内容については書かせていただきましたが、ここに来てかなり低速SIMで十分だと思われた方が増えてきたのではないかとすら思います。実際、Google Mapを利用したカーナビがこのSIMで使いものになるとは思いませんでした。多少情報量のあるWebページを見ようとする場合は待たされる場合が多いですが、Gメールの確認だったり、ちょっとした調べものくらいなら十分という感じです。iモードを使いたいという場合にはドコモと契約をしなければなりませんが、特にスマートフォンで携帯メールを使っている方にメール関連のトラブルがあったというのは記憶に新しいところです。それまでのメールアドレスを維持しなければいけないという事でもなければ、Gメールにアドレスを集約しイオンのSIMを使った方が実に経済的にスマートフォンを維持できるという事になります。

 逆に言うと普通に携帯電話会社でスマートフォン契約をした場合、ヘビーユーザーでもなければかなり携帯電話会社を儲けさせるだけだという事に多くの人が気付いてきたという事も言えるでしょう。今は携帯電話本体やスマートフォンを中古で売っているお店も増えてきましたので、そうしたお店を上手に利用しながら安い料金で維持していくような自衛策を取ることもできます。車にも新車と中古車があるように、スマートフォンにも中古市場が発展してくれは金銭的に助かる方は多いはずです。ただ本来は、携帯電話会社が利益を減らしてでも多様化するユーザーのニーズに合ったプランの充実を図ってくれれはいいようにも思うのですが(^^;)。


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