5-1 必要最低限の明かりについて

 今までは携帯電話やスマートフォンに関連するものが中心だった私の携行品ですが、さすがにそうした機器だけを持ち運んでいるわけではありません。ここからは、モバイル端末以外で持ち歩いているものを紹介させていただきたいと思います。まずは、闇夜でも周辺を明るく照らしてくれる照明器具です。

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 照明器具といっても、大きいものを常日頃持ち歩くわけにもいきません。さしあたって車のキーホルダーに小型のキーライトを付けています。以前の豆電球とは違い、LEDライトが当り前になったこともあり長時間でも安心して使い続けることができます。キーライトにはさまざまなものが出ていますが、写真のものは以前のこのブログでも紹介したGENTOSのパトリオ4というキーライトです。このライトはボタン電池でなく単四電池1本で使えることが特徴で、私は車内や太陽電池パネルで充電可能なニッケル水素電池を使っています。

 とりあえず車で移動しているなら、ちょっとした明かりが必要なときはこれで十分なのですが、車で出掛けない時もあるわけで、その時だけキーホルダーからキーライトを外すというのも面倒です。改めて、持ち運びしやすくさまざまな用途に使えるLEDライトということを考えると、これも以前にブログで紹介させていただいたモンベルのコンパクトヘッドランプが電池が単三1本という最少構成で使えるので、バッグの中に入れていても邪魔になりません。室内で急に停電したような場合でも、あわてずに首からぶら下げれば両手を自由な状態にしたまま常に前方を照らすことができます。

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 避難が長期間に及んだ場合にも、ヘッドランプの上からかぶせるランタンシェードと併用すると、ランタンのようにして周辺を照らす明かりにも変化します。ランタンシェード自体はかぶせるだけのものなので、折りたためば全く荷物にはならず、このセットと予備の電池(あるいは充電池を充電できる太陽電池パネル)があれば、しばらくは明かりに困ることはありません。

 別の明かりを取る方法として携帯電話やスマートフォンの液晶画面や、カメラ撮影用のライトを付けるという方法もありますが、この種のライトは長時間付かない仕様になっていたり、肝心の通話や通信に使おうとしてもその分バッテリーが少なくなってしまうことから、瞬間的に使う場合以外は別の明かりを用意しておく方がいいと思います。

 暗闇で明かりもなく動くということは、下手をしたら命の危険性も出てくるかも知れません。私自身、あの東北地方を襲った大震災がなければそこまで考えなかったかも知れませんが、もしかばんの中に余裕があるなら、こうした明かりを照らすための道具を一つでも入れておくということをお勧めいたします。


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