5周年を迎えた富士山静岡空港

 自宅周辺では時ならぬ運動会ラッシュで、その音がかなりの音量で鳴り響いてくるため早々に家を出てたまたまイベントの告知で知った静岡県にある空港・富士山静岡空港の5周年記念イベントに行ってきました。

 他県の方からすると、東名高速道路や新幹線で東京でも名古屋へでもそれほど時間がかからないで行けるのに、なぜ静岡県に空港があるのかと思われる方もいるでしょう。私もそのように考えていたのですが、とにかく空港は完成してしまって今に至ります。実際問題、私がこの空港を利用する可能性はあるのかななんてことも思っていたのですが、まだ日本航空が乗り入れていた時に、たまたまフライトマイルが少なくても国内航空券に変わるキャンペーンがありまして、実質的にマイルのみで飛行機に乗ることができました。

 その際に思ったのですが、この空港は広大な駐車場を持ち、空港入り口からすぐのところに車を停めることができます。そのため、帰宅便を降りたらすぐに車のところへ行ってそのまま走って帰ってこられるというメリットがあるのです。自宅からですと1時間強ぐらい見ていれば高速道路を使わなくても十分に駐車場に入れるので、羽田やセントレアから飛ぶ便くらい安く航空券が手に入ればぜひまた利用したいと思っているのですが、なかなかそうはいかずに今に至ります。

 今回のイベントは、警察・消防車両・グライダーの展示及び内覧、フライトシミュレーターの体験、紅白饅頭の配付など、主に空港を利用したことのない人への告知的な意味あいが強かったように思います。空港スタッフの方の取り組みには好感が持てましたが、それと今後利用者が増えるかどうかというのはまた別の話です。

 やはり、利用者を集めるためには現状の高い運賃ではなく、格安運賃の航空会社を複数誘致して欲しいと切に思います。もちろん、そうした会社を入れた場合、空港使用料を大手並に取れないということもあるので、空港を運営する会社の悩みも大きいかと思いますが、今回のイベントのようにやってくる人のほとんどが空港を見学だけして帰るということでは、最終的には静岡県民の税金で赤字分を補填するようになると思うので勘弁して欲しいところです。昨日私が空港に着いた時には、滑走路には飛行機が全くいなかったので、やはり常に飛行機が来ていて、飛行機を見にくる人たちを退屈させないためにも何とか活気のある空港にしてほしいと思いますね。

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