2020年の夏のレジャーはどうなるか

 昨日、7月24日が5年後の東京オリンピック開会式になるのだそうです。そこから8月9日まで競技が続き、パラリンピックは8月25日から9月6日までと、お盆(旧盆)の期間は外しての開催となるようですが、果たして5年後の東京の平均気温がどこまで上がってしまうか気がかりなのは私だけではないでしょう。いろいろ言われている新国立競技場にしても、他の競技施設にしても、やはり暑さや急にすさまじい勢いで降ってくるゲリラ豪雨を回避できる仕組みを作らないと観客が大量に熱中症になってしまったり、ずぶ濡れになる事にもなりかねません。さらに、日取りを見ると学生が夏休みに入っている中で行なわれるので、どのくらい首都圏が混みあうようになるのか、これも気がかりではあります。

 少なくともわかることは、旧盆の前に休みを取って国内旅行をしようと思っても、オリンピックの大騒ぎの中で首都圏を横断するような旅というのは難しいということでしょう。東京周辺を通らないような高速道路は徐々に完成しつつありますが、新しく開通するルートが本当に2020年までにできるのかわかりませんし、開通したとしても東京都心を通らない迂回路として利用される中で渋滞が発生するようだと出るのもいやになってしまうでしょうね。改めて、外環道および中部横断自動車道の全線開通がいつになるかということはしっかり見ていった方がいいでしょう。

 道路インフラ以外に不確定要素があるとしたら、東京という都市自体がロンドンやマドリードやニューヨーク、ボストンのようにテロ行為を受ける心配がないかということがあります。オリンピックとテロということで言うと、ミュンヘンオリンピックで選手を標的にしたテロがありましたが、今のテロ行為というのは無関係な人を巻き込む爆弾テロが多く、東京という都市がオリンピックの準備期間を含む時期に爆弾テロの標的にならないかというのは半分真面目に心配しています。ただ、日本のテロ警備というのはかなり徹底していて、実際に大きな事件となる可能性はそれほど多くないとは思っていますが、自動車を使った爆弾テロが世界各地で起こっているため、レジャーで車を使っている人にもとばっちりは来るのではないかと思います。私などアルミパイプで組むコット(キャンプ用ベッド)を車中泊用に車に常備しているので、検問のある所を通ったらその都度中味を出して説明する破目になるかも知れません。それだけでなく、怪しいキャンプ用品をことごとく没収されたらどうしようかと(^^;)、心配し出したらきりがありません。しかし、実際にオリンピック会場の建設が始まったら、怪しい車は徹底的に調べられる可能性がありますので、ガスボンベや液体燃料を持ち歩いている方はその都度降ろすなど、誤解を受けないように気を付けることも必要になってくるかも知れませんね。


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