前回の続きになりますが、東名高速の富士サービスエリアからUターンし、国道1号のバイパスを通って静岡方面に帰る途中、夕食のおかずにしようと清水港のすぐそばにある魚の直売所「河岸の市」を目指すため、興津を過ぎたあたりでバイパスを降りました。バイパスを降りてすぐのところにあるのが今回紹介する直売所「西宮丸」です。ここは何回も通っているものの、いつもお店が開いている時に通ったことがなく、先日BSの釣りビジョンでこのお店が紹介されていたのを思い出し、開店しているのを確認して訪れてみました。
お店の方は午後という時間であるからかも知れませんが、たまたま前を走っていた車が同じように入っていったのみで、全く待たずに買い物ができました。朝取り立ての生しらすを買って帰ってこられればよかったのですが、たまたまクーラーボックスを持たないで出てきてしまったので、釜揚げしらすを購入してきました。
パックに170gとぎっしり詰まって、1パック540円でした。海洋深層水と塩を入れて釜揚げしてあるので、そのままつまんでもかなりいけます。保冷バックがない場合でも、車内で食べながら帰るのでもこの時期の釜揚げしらすはおすすめです。このパック1つで、いわゆるしらす丼が2人前は十分に作ることができますから、ちゃんとクーラーバックを用意できれば自宅へ持って帰って熱々のご飯の上にのせていただくのがおすすめです。生のしらすに抵抗がなければ、ぜひこうした新鮮なしらすを購入できるお店で生のしらすを買ってきて、生しらす丼を食していただきたいというのが、地元で暮らす私の率直な感想です。
なお、お店の開店状況および、朝取りのしらすが入っているかどうかというのは、お店のホームページの情報か、直接電話して聞いてみるのが一番確実です。しらすを目的に静岡に行こうと思っている方は、以下のリンクもチェックされるといいと思います。
http://www.stk.in/nishimiyamaru/index.htm
しらすを購入後、さらに清水駅方面に車を進めていくと、だんだん車の流れが悪くなり、駅前でとんでもない渋滞に遭ってしまいました。清水駅裏の清水港方面に、直売所と飲食店が並列する「河岸の市」があって、普段の週末くらいなら十分に車が待たずに入れられるところ、さすがゴールデンウィーク中ということもあって、いつ目的の駐車場に入れるかわからないくらいの車列が続いていました。清水ではまぐろも有名なので、しらすだけでなくマグロも買ったり食べたい場合は待ってでも河岸の市に行くしかありませんが、釜揚げしらすや生しらすで十分という方なら、あえて長時間並んで買うこともないと思います。前回紹介した桜えびのかき揚げ丼とともに、日帰りながらゴールデンウィークにしてはスムーズに回ってこられたと思っています。時間とともにこうした状況は変わっていくかとは思いますが、あえて人の集まるところを避けたいと思っている方の参考になれば幸いです。