2013年お盆の日帰り旅(1)

 2013年の旧盆のカレンダーは平日だったので、人によっては長期の休みを取る事は難しかったのかも知れませんが、さすがに8月の半ばはどこの観光地も混雑します。目的地が混雑するのは仕方がないにしても、目的地に至るまでの道路は軒並み渋滞となれば、行動範囲を狭くして近場にするか、交通手段を変えるかということになろうかと思います。今回は別の用事で車を使って行くのが難しいところに行かなくてはならなくなったので、5日分JRの普通列車が乗り放題の切符「青春18きっぷ」を使って出掛ける事にしました。

 ただ、普通列車というのは普通の人なら長く乗っているとそれだけで体力を消耗するような大変さがあります。今回の旅はそうした体への影響を極力減らすために以前の旅でも使っていた普通列車のグリーン券を追加購入してほとんどの行程でグリーン車を利用することにしました。これは関東近郊の旅をする場合のみ使える技です。

 具体的に今回の経路を説明すると、静岡を午前7時に出発する特急型車両「ホームライナー」に乗って沼津まで行き(乗車整理券310円が必要)、沼津から熱海までは普通に移動するものの、熱海から東京行きの東海道本線には普通列車のグリーン車が連結されているので、さらに別料金を払ってグリーン車に乗ります。その際、片道で途中改札を出なければ複数の列車のグリーン車を乗り継ぐことができるので、静岡から出発した場合は最大で「沼津から高崎・宇都宮・成田空港」というような所までも平日950円、週末750円の追加料金でグリーン車を利用できます。今回使ったのは成田方面で、目的地は「佐倉」を設定しました。というのも、ここならお盆でも東京都内ほど混んでいないだろうということと(^^;)、以前から行ってみたかった博物館・美術館があったという事があります。

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 グリーン車はかなりゆったりしていて、移動中に十分食事のできるスペースがあるので途中に駅弁を買えば、移動時間をそのまま食事時間として活用できます。東海道線を品川で乗り換え、成田空港行きの快速「エアポート成田」に乗り換える際の7分間で写真の崎陽軒の「シウマイ弁当」(750円)を購入しました。品川から佐倉までは約1時間で、昼食の時間としては早かったのですが、列車移動していない時は極力鑑賞時間にあてたかったので、早めの昼食というのは結果的に良かったです。弁当にはお茶が欲しくなりますが、この点については日帰りの旅ということで、水筒にお湯を詰め、紙パックに煎茶を入れたものを使って自宅で飲んでいるものと同じクオリティのお茶をいただきました。そうして食事を終えた頃にはもう目的地の佐倉に着いてしまったという印象でした。


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