2-2 携帯電話会社と契約して購入したGalaxy Tab

 私が今メインで使っている通信端末は、NTTdocomoが販売し、韓国のサムソンが製造するGalaxy Tabなのですが、この端末を購入したきっかけはドコモの端末無料キャンペーンにありました。

 当時はスマートフォンと比べ、大きめのタブレット端末というのはあまり人気がなく、ドコモが相当販売キャンペーンを行なっていたにも関わらず、その売上は低迷していたように思います。そこで、端末をほとんど只で売り、しかも他社からの乗り換え組に対してはショップポイントや商品券などのバラ巻きを行なっていました。たまたま私のところに、月8円で休眠させていたソフトバンクの契約があったので、これ幸いと乗り換えたことで端末を手に入れたわけです。

 現在もそうですが、携帯電話会社と契約して通信端末を手に入れる場合、料金プランをどう考えるかによってその後の使い方も変わってきます。おそらく大多数の方は携帯電話会社がすすめるままにデータ定額の料金と基本料をめいっぱい払われると思うのですが、それだとこの端末でしかネットが使えなくなるのでそうした使い方をせず、SIMカードは通話用の別の端末に入れ、最低限の基本使用料しか払っていません。私の場合は端末代の月々の負担がないので、思い切って毎月の通信料をぎりぎりまで切り詰めることが可能でした。端末を月割で購入してしまった場合は、様々なオプション契約を解約してしまうと相殺されていた端末料金の負担が新たに出てくる場合があります。したがって、私のように端末だけ入手して安い通信料のSIMカードと入れ替えて使おうと思っている場合は(現状でこういった用途で考えると、NTTdocomoの提供する端末に限定されます)、端末の購入金額がいくらになるのかの確認が大事です。他社からの移行という条件ならこうした問題がクリアできる場合がありますので、同じ会社で機種変更や買い増しを考えるより他社の動向を気にしながら購入のタイミングをはかる方がいいように思います。

 そんなめんどくさいことをしてまで携帯電話会社での契約で端末を入手するメリットは、会社ごと独自に行なわれている補償サービスがあります。月々の料金はかかるものの、故障や水没など、中古購入では修理そのものを諦めざるを得ないような場合でも、安い料金で修理及び代替端末を提供してもらえます。私の場合、こうした補償サービスを契約せず、毎月の支払額を抑える方法もあったのですが、あえて補償サービスは付けるとにしています。故障が怖いということももちろんあるのですが、もう一つの理由があります。私の使っているGalaxy Tabは、電池が本体に内蔵されていてユーザーレベルで交換ができないということがあるのです。

 このブログでは改めて中古の白ロムを購入しての運用についても紹介していくつもりですが、iPhoneやiPadもそうですが、電池内蔵型の端末については電池の寿命がきたらその後の対応に違いが出てきます。私としては、中古で買う場合は自分で電池交換ができるものに限定しようと思っています。その場合、電池そのものを注文すればそのコストだけで使い続けられますのでいいのですが、電池内蔵型端末については携帯電話販売店の窓口を通して、それぞれのサービスセンター送りになりますので、最低限回線契約を継続しておき、必要に応じて補償サービスに入っておくことで安心して使えるというわけです。

 購入の契約をしたからには2年の継続利用をしないと解約時に追加料金が出るということもあり、契約して新たな端末を入手しようと考えておられる方は、欲しい端末を2年使い続けることができるかということもしっかり考えておくことが大事です。その辺さえ納得でき、契約する際に入らされた様々なオプションを解除する手間を厭わなければ、回線とともに端末を持つ事はそれなりのメリットは出てくるでしょう。

 なお、NTTdocomo以外の会社で通信端末を購入する場合、日本通信やIIJmioの提供する格安のSIMカードを直接端末に挿入して使うことはできません。その場合は3G通信を切ってWi-Fi接続にして、格安SIMを差して使える無線ルータの導入などが新たに必要になってきますので、その点にも十分考慮した上で導入するかどうか決めるようにしましょう。


スポンサーリンク

コメントを残す