駐車場内では静かな車に注意しよう

 普及してきたと言ってもまだまだ社会全体に浸透しているとはいえないかも知れないハイブリッド車ですが、先日ちょっと怖い目にあいました。大型ショッピングセンターの駐車場内で車を停めてから店舗入口に向かって歩いていた時のこと、こちらとしては何の前ぶれもなく急に車の姿が入ってきました。はっきり言って全く危険ではありませんでしたが、こちらとしては全く車の来る気配がないところから急に出てきたのでびっくりしてしまったというのが偽りなき実感でした。

 その車はハイブリッド車で、低速走行時には全くエンジンを動かさずにモーターだけで走るので、私と同じようにびっくりしたという方もいるかも知れません。確か、こういった無音で走る事について問題提起をし、タイヤホイールの部分に音が鳴る仕組みを作った人もいたようでそうしたことがニュースになっていたという事を覚えていますが、まだこういった無音に対する対策については解決していたわけではなかったということなのでしょうね。

 まあ私のようにハイブリッド車の無音について、過敏にびっくりしているだけならいいのでしょうが、実際にコツンとでも人にぶつかり、体力の弱い人が危険な倒れ方をしたらいくら低速走行でも危ないですね。そして私にはちょっと気になるのですが、よるあるアクセルとブレーキを踏み間違えて建物や人にぶつかってしまう事故が頻発していますが、あのような状況でハイブリッド車はとうなるのかという事も気がかりです。

 実際のところはタイヤが空転する音がけたたましく響くことでモーター音はかき消されてしまい、全くの音無しで突っ込んでくることはないだろうと思いますが、ガソリン車と比べるとエンジンの音がしないというのはエンジン音の前ぶれがないため、車を降りて歩行者になるとやはり怖いというのが本音です。現状でメーカーに噛み付いても紹介したような危険はすぐになくなるわけではないので、今後はある程度の認識を改め、今以上に周辺に気を付けながら歩いて大きな駐車場内を移動する際には注意しようと思います。実際に事故があれば歩行者の方が保護されるので保険で治療費などは見てもらえるとは思いますが、怪我をしたらやはり大変ですので。

 逆に、これからハイブリッド車に乗り換えようと思っている方々についても、こうした危険があることを意識して運転していただきたいですね。まだ視覚や聴覚を使って反応するだけの子供さんや、こうした体の機能が衰えつつある人にとっては、ふいに車がやってくるように見えるはずで、そういう方を見掛けたらより注意して運転をしていただきたいと思います。


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