雪中アイドリングの恐怖

 クリスマスの連休中に日本にやってきた寒波はことのほかすごかったようで、日本海側だけでなく名古屋でも積雪があったようですね。それ以上にすごいのが新潟の豪雪地帯で、この3連休で2メートル以上の積算での積雪量があったのだとか。

 そんな中、やはり今年も起こってしまったのがエンジンをかけアイドリングをし、暖房をつけたまま車中泊しての一酸化炭素中毒の事故です。2011年12月24日の朝、新潟県糸魚川市の駐車場で、長野県松代の会社員の方が仮眠中に意識を失った状態で発見され、病院へ搬送されたものの亡くなったとのこと。ニュースによると友人宅で飲んで、その後自分の車の中で寝るということになったのだそう。

 長野の方なら一晩で一気に雪が降り積もれば車のマフラーの位置も簡単に越えてしまう可能性があり、もし雪がマフラーをふさいでしまった場合、排気ガスが車内に戻ってくる可能性があることぐらいは予想できると思うのですが、問題はお酒を飲んでいて正常な判断が損なわれたことにもよるのではないかと思います。

 あくまで今回のような事故を回避するためには、友人宅で飲む前にしっかりと車内における寝床の準備をしておき、かなり酔っていたとしても、ドアを開けて車の中に入ったらすぐに寝袋に潜り込んで寝られるような準備を先にしておくべきでした。さらに飲み会のお開きの前に、湯たんぽに満たすお湯を分けてもらい、車の中に持ち込むことができれば完璧でしたでしょう。もちろん、大雪が降る中での車中泊ですから、アイドリングなどしなくても何とか寝られるくらいの寝具をちゃんと用意して持ってくることが大前提となりますが。

 車中泊に慣れた方ならこのような自分の生命に関わるような失敗はしないでしょうが、特に冬の場合はそれほど車中泊の準備がない中で、アイドリングをして暖房をかければ何とかなるだろうというのが一番危ないと改めて示した形になってしまいました。ここを読んでいる方で車中泊に興味を持っていただいている方は、これからの季節は部屋で使う寝具よりも寒さを凌げるだけの用意がない場合は、素直に宿を手配するようにしましょう。


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2 thoughts on “雪中アイドリングの恐怖

  1. acefeel 投稿作成者

    怖いなぁ。あんまり 考えて なかった (^_^;) 私も 死んだかも。
    記事 ありがとうございます。

  2. てら 投稿作成者

    今回の糸魚川市での事故は、不幸な偶然が重なったということなのかも知れませんが、やっぱり他人事ではないですね。これからの季節はどうしても他の季節と比べると危ないことに遭う可能性が増えてしまうと思いますので、acefeelさんも十分に気を付けて車中泊の旅を楽しんでくださいね(^^)。

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