関西近辺お手軽グルメの旅 その2 善通寺市 長田in香の香 釜あげうどん

 まず最初にお断りしておきますが、年始に四国香川県へうどんを食べに行くというのはあまりおすすめできるものではありません。全国から多くの観光客が行く有名店の多くが正月の三が日は定休日になっていますので、まず行くべきお店が相当限られてしまいます。

 さらに問題なのは、今回の旅は車ではなく電車での旅だと言うことです。事前の調査で年始の早い日付から営業している店は少なからずあったものの、とても公共交通機関だけでは回れないことは調べるまでもなく明らかでした。そんな中私が出掛けたのは、1月2日に通常営業している有名店で、善通寺のそば金蔵寺駅から歩いて行くことのできる釜あげうどんで有名な、「長田in香の香」です。ネット上の口コミサイトで2013年の年始営業を確認して予定を組んだこともあり、かなり前に金蔵寺駅に着いてしまいました。

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 お店は四国八十八カ所の札所である金蔵寺からすぐのところにあるので、まずはお参りをということで境内を散策してからお店に向かいました。私が着いたのは開店15分前くらいでしたが私より前に車で来ている人はいたものの、寒いので車の中で待っている人がちらほらいました。しかしこちらとしては待避する場所もなかったのでそのままの流れで先頭に並んでしまいました(^^;)。そのあとで結構な人がぞろぞろとやってきて、かなりの行列になったのではないでしょうか。

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 お店に入るとまずは注文を取られます。私はお店で一番注文する人が多いという「釜あげうどん大(350)円」を注文し、できあがったうどんと交換してもらえる1番の木札をもらいました。つけだれになるだしは大人気ということもあって、一人一杯でお願いしますという掲示がお店に出されています。お代わりをしたり、ひとつのうどんを二人で食べる時にはだし代として100円追加になるとのこと。開店すぐということで、私が席に着いたときにはだしはまだなく、しばらくして作りたての温かいだしがとっくりに入って私の座ったカウンター席にやってきて(テーブル席もあります)、わくわくしながらうどんがゆで上がるのを待ちました。

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 やはり最初に並んだだけのことはあり、一番最初に待ちに待った釜揚げうどんがやってきました。うどんには程よいもちもち感があって、温かいだしに本当に良く合います。ホテルの朝食をキャンセルしてやってきたこともあって一心不乱に口に運んでいたら、あっという間に完食してしまいました。そのまま店を出るのは勿体無かったので、うどんの器に残ったゆで汁をこちらも残っただしの中に入れ、つゆを全部のみ干して完了です。味の感想を考える間もなく食べ終わってしまったような印象ですが、特に冬の寒い時期には体も暖まって大変満足しました。おみやげに日持ちのする半生のうどんを購入し(2人前だし付きが400円)、今後はじっくりと食べてみようと思っています。。本当は四国内にとどまりもう二三軒食べに行きたいところだったのですが、時間の関係で残念ながらこの一杯で四国を後にしました。今度は有名店が開店している時期に車で行って、さまざまな看板うどんに再チャレンジしてみたいですね。


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