長距離移動におけるフィットの実測燃費

 2014年のゴールデンウィークはほとんど出掛けられませんでしたが、それでも最終日に少し遠出をしました。ずっとテレビの前に陣取って過ごすのもどうかと思った事もあるのですが、ある程度の長距離を走る場合の燃費について把握しておきたかったということがあります。

 今年のゴールデンウィークは、出掛ける前に満タン給油にしただけで済んでしまいました。それだけ期間を通じて出掛けなかったわけですが(^^;)。最初のお出掛けはすでにこのブログで紹介しました静岡市内~由比~富士川楽座の往復で約100キロの道のりで、この行程に使ったホンダフィット(平成18年 初代の後期もの)ガソリンの燃費は燃費計によると約15km/lといったところです。

 そして、暦通りの連休最終日には同じく静岡市内から国道52号線経由で山梨県の増穂から高速道路に入り、伊那インターから伊那市内および高遠城址まで観光しました。当然のごとく高遠は全て葉桜だったので観光客もほとんどいませんでした(^^;)。帰りは高遠城から諏訪湖方面に抜ける杖突峠を通り、茅野市から国道20号、韮崎までは県道を通って国道52号線に入り、新東名の新清水インターチェンジまでは高速に乗らずに進み、最後のみ新東名~東名高速に乗り継いで帰ってきました。今回の走行距離を示すトリップメーターは約500kmで、改めてガソリンを満タンにしたら約26リッター入りました。燃費計は20km/lを示していましたが、実測値だとトータルで約19km/lといったところでした。恐らく最初の行程がなく、純粋に後半部分のみで実測したら平均燃費は半分以上一般道でも20km/lを超えたと思います。予想よりかなりいい数字でした。

 フィットのガソリンタンクの容量は40リットルちょっとですので、移動が主の旅の場合、一回の給油で問題なく700kmは走行できる計算になります。以前私がワゴンRで鹿児島まで高速道路を走った際にはだいたい燃料計の針が半分になったところの250kmくらい走ったところで給油をしていましたが、フィットの場合はその倍の500km走ったところでガソリンスタンドを探しても十分でしょう。最近はガソリンも値上がりしていますし、できるだけ高い高道道路上での給油を避けるという意味でも、軽自動車と比べて一回の給油で長い距離を走り続けることのできるコンパクトカーの優位性は出てくるのではないかと思います。

 ちなみに、今回走ったコースはいわゆる高速道路の渋滞の名所には全くあてはまらないので、渋滞により通過に時間がかかるようなことはなかった上での数字であることをお断りしておきます。


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