軽自動車からコンパクトカーへ

 元々このブログではスズキワゴンRで車中泊をするためにいろんなノウハウを書くことから始めたのですが、そのワゴンRを手放して1年以上経過し(^^;)、次の車はどうするのかということをずっと考えていたのですが、4月からの車購入に直接響く消費税アップおよび、環境税+消費税の両方が上がることでガソリン代の負担も増え、さらにETCを使っても高速道路料金が割引の廃止や割引率の変化により通行料が上がる事から、燃費がよく運転の楽そうな車をということで、とうとう3月末に決断に至りました。

 今まで乗っていた家族と兼用のスズキkeiはターボ車のため走りはきびきびしているものの燃費がエアコンを使わない街乗りの状態で10km/lがせいぜいなので、夏にはそれ以下になってしまいます。以前私が乗っていたワゴンRでも街乗りは12km/lくらいでしたし、今のスズキの新車に採用されているエネチャージ搭載車に期待は持てるものの、新車や高年式中古車に投資した分、びっくりするくらい良くなるかというのは疑問ということもあったので、安く買えるだけでなくエンジンと車体のバランスのいいコンパクトカーに移行することにしました。

 最終的に実車を見て購入対象にしたのは2つの車種で、新規登録から8~9年と結構乗られているものです。これは、車体価格が安いということもありますが、この時代の車だとどの車にもスペアタイヤが付き、アイドリングストップのような機能は最初から付いていないという私が欲しい車の条件を満たしているからです。1つがトヨタのパッソ、もう1つがホンダのフィットで、パッソは1,000ccで4AT、フィットが1,300ccでCVTになります。燃費は詳しく比較したわけではありませんが、軽自動車よりもいいことは間違いないでしょう。ミッションの中古部品の入手のしやすさではオートマミッションのパッソの方かも知れませんが、フィットの方も初代の後期物ということで、それなりに中古部品は出回っているので入手しやすいという話を聞きましたので、あとは好みの問題になると言われました。車内装備やグレードはフィットの方が良く、何と言っても後部座席を前倒しすれば広いフラットなスペースが出現するという車中泊には嬉しい仕様になっているので、フィットの方に決めてしまいました。

 まあ、こうして結果を出してみると、ある意味つまらない選択なのかも知れませんが(^^;)、ワゴンRで1人用の車中泊をさんざん行なってきて、ある意味ワゴンRから走行性能も居住環境も微妙にグレードアップされているのがフィットなのではないかと思ったりもします。軽自動車からコンパクトカーに変えることで燃費の面はもちろんですが、ガソリンタンクの容量も増えるので、一回給油してから長い距離を走れるようになるというのもいろんな所に旅をするについて安心できる点だと思っています。フィットを使っての車中泊の方法については今さら私が紹介することもないとは思いますが、今まで使ってきたグッズを使って一名分の就寝環境を確保するための方法を紹介してみようと思っています。


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軽自動車からコンパクトカーへ」への2件のフィードバック

  1. だから 投稿作成者

    私が普通車から軽自動車を車中泊車(と同時にファーストカーでもあるのですが)にするのに、このHPをずいぶん参考にさせてもらって決断したのですが、そうですか、FITに移行ですか。
    コンパクトカーは下手をすると軽自動車より燃費がいいですから、私もFITやソリオなどと迷いました。
    FITがどんな車中泊車になるか、新たな車中泊グッズとともにぜひ紹介していってください。

  2. てら 投稿作成者

    だから さん コメントありがとうございました。
    私がMH23SのワゴンRを購入したのは東日本大震災の前でしたが、震災を機に軽自動車の需要が増えたためか、このクラスの軽自動車の価格は高止まりしたままで現在に至っているような気がします。というのも、必ず車庫証明が必要な普通車に比べ、車庫証明は出すにしても名義名更の後でもいいので、暫定的な保管場所しか持てない人たちにとっては軽自動車しか選択肢がなかったとも言えます。
    実のところ、選択肢としてはエブリィワゴンやハイゼットというのもあったのですが、車中泊のしやすさだけでなく、日常用の足としてのバランスを考えるとコンパクトカーやワゴンRとなってきてしまうのですね。私の場合はワゴンRからの乗り換えなので、同じワゴンRにするよりもコンパクトカーの方で決断したということです。
    今後の事を考えると、改めて車中泊グッズを買い足さなくても何とかなりそうですが、今いろいろ調べているとフィットは結構今までやってきたことが通用しない面もあるので、試行しながら快適な車中泊ができる環境を作っていきたいと思います。

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