簡易湯沸しセットでの湯沸しレポート

 先日紹介したソロ用の湯沸しセットを使った実践のレポートです。湯沸しセットの構成としては以下の通りです。

・ストーブ トランギア アルコールストープ
・風防 T’s STOVE 風防V-456
・ゴトク 風防に付属したTiペグ
・クッカー スノーピーク チタンシングルマグ450とカップ用ふた

Dsc_0009_1

 全てをセッティングするとこんな感じです。水はカップヌードルを作ることを前提にして350ccを入れましたが、うっかりしていると沸騰した際に吹き出てくるので、もう少し減らしてカップヌードルのためのお湯の量ぎりぎりである300ccとちょっとぐらいにしておいた方が無難です。自宅のベランダで風の影響はそれほどなく気温は16℃、水温は18℃でだいたい10分くらい沸騰までかかりました。アルコールの量はだいたい30グラムくらいでしたが、多少余っていたものの風防に刺さっているペグを抜いてフタをし、冷ましている間にかなり蒸発したみたいで、スポイトでアルコールを回収できたのはわずかでした。トランギアのアルコールストーブは芯がないので使い残したアルコール燃料の回収がやりやすいというのがあるのですが、そこまでやらなくてもいいかなとは思います。

 また、当然ですが沸騰直後のカップは相当熱くなっています。念のため軍手をした上でシリコンのコースターで挟むようにハンドルを握ってもけっこうな熱さが手に伝わってきましたので、いざという時のことを考えて、軍手よりも皮手袋を用意しておいた方がいいでしょう。ただそうすると、さらに荷物が増えてしまいますね。

 今回試した際には外でもそれほど風がなかったので、今回のデータが当てはまらない部分もあるかも知れませんが、いざという時には十分使いものになるものであることが実感できました。災害用ということだけでなく、気軽な日帰り原付ツーリングのお供にも使えそうです。湯沸しという意味ではこのセットが最小ですが、なにせ今持っているものを中心にそろえたので、もう少し工夫すればさらに便利になりそうな気もします。そうしたものについてもおいおい追求していきたいと思っています。


スポンサーリンク

コメントを残す