震災から3ヶ月が過ぎ、当初はどこへ行ってもなかったラジオや懐中電灯の類もこちら静岡市内では入手可能なものが増えてきました。供給状況についてはそう変わるものではないと思うのですが、マスコミなどによる恐怖感を伴った煽りが少なくなってきたということもその一因ではないかと思います。インターネット通販においても普通に手に入るものが出てきましたので、本日現在での状況について紹介してみようと思います。
まず、単三電池を使ったランタンについてですが、このブログで紹介したEX-757MSはアマゾンでも在庫があるようです。EX-837NXは安値のところは売り切れが多いようですが、地元のヤマダ電機で2,980円と少々割高ながらも店頭販売を見付けた時には感激しました(^^;)。もちろん私は買いませんでしたが、辛抱強く探せば手に入れることは震災当時と比べれば難しくないように思います。
単四電池三本でコンパクトながらも明るい電灯色のEX-547SRの在庫もようやく出てきたように思います。今回の震災で単三電池がなくなり、店頭在庫が単四電池だけになったことに不安を感じるような方はこのミニランタンをサブとして持っておいてもいいように思います。
懐中電灯も揃ってきていますが、まだ懐中電灯が店頭からほとんどなかった状況からなぜか売れ残っていたのが、単三電池一本で長時間使えるヘッドライトGTR-931Hです。家族の人数分を枕元に置いておく用途としては懐中電灯よりも優れていると私は思っています。懐中電灯には懐中電灯のよさはありますが、災害用としてはランタンとヘッドライトの併用で十分でしょう。
ラジオについては、いまだハンドルを回して充電するタイプの日本メーカーの商品については全く見ることができません。ただ災害用としては単三2本で動くタイプで十分です。単三で動くタイプのラジオで、ソニーのICF-9とICF-P21はどの電器店へ行ってもある程度の在庫が確保されています。その反面、パナソニックのラジオはなかなか店頭に並びません。まあ、性能自体にそう差がないと思うので、まだ用意のない方については一つだけでも買っておくといざという時のためになるでしょう。
そして、これらの機器を動かすための電池ですが、極力充電式のエネループやエボルタと充電器のセットを同時購入することがおすすめです。ただその際注意したいことは、エネループもエボルタも、容量が少ないものが併売されており、店頭では値段が安いためついつい手に取ってしまいがちですが、容量が半分になれば動作時間も半分になってしまうといこともありますので、容量2000mAhのもの(単三の場合)を揃えるようにしましょう。こうしたグッズは災害用としてだけでなく、夏のキャンプや車中泊にも十分使えることは言うまでもありません。車中泊のためにこうした品物を揃えたいと思っている方は、ぜひ店頭まで出向いて在庫をチェックしてみてください。