標準SIMかmicroSIMか、それともnanoSIMか?

 NTTdocomoの通信カードの形で提供されるDTIのServersMan SIM 3G 100を先日申し込んだのですが(まだ通信カードは未到着(^^;))、私の契約した2012年11月からそれまでの標準SIMだけではなく、microSIMでも提供されるようになりました。料金はどちらも同じですが、今のところお互いのカードの切り替えについてのアナウンスはなく、標準SIMとmicroSIMを交換する場合には一旦現契約を解約して新たに契約を結びなおす必要があります。

 現状では私の持っている端末の環境の中には携帯電話機を含めてmicroSIMが使えるものはなく、あえてmicroSIMを入手しなくてもいいかと標準SIMにしたのですが、今考えるとあえてmicroSIMで契約しておいて、microSIMにかぶせて使うアダプタを使って利用するという手もあったかなという気もします。そうすれば、今後新たな通信端末を購入した際にその端末がmicroSIMカードを使うものだったらそのまま挿入して使うことができそうです。

 そう考えるとmicroSIMの方を手に入れた方がよかったかも知れませんが、話はそう簡単ではないような気がします。というのも、microSIMを標準SIMのようにして使うアダプターの強度に不安があるのですね。単にスライドさせて挿入するものならアダプターで固定すれば何とかなりそうですが、端末の中にはカチッと音がするまでカードを押しこむことにより挿入するものがあります。私の持っている端末の中ではSONY Tablet PとGalaxy Tabがそうなのですが、これらの端末にmicroSIM+アダプターの組み合わせでカードを使った場合、アダプターからmicroSIMカードがずれてしまった場合、最悪カードが中にはまったまま取り出せなくなる恐れが出てきます。はずれないようにテープで固定する方法もありますが、そうすることによってカードの厚みが増し、挿入自体ができなくなったり逆に抜けなくなる可能性もあるんですね。できればそうしたトラブルとは無縁でありたいということもあり、将来の事を考えてカードの形状を新しくするよりも、とりあえず今はアダプタを使って利用することは考えるのはやめにしました。今ある契約の中で標準SIMをmicroSIMに交換してくれるようなサービスが出てきてくれればそれを利用するというパターンもありかなとも思えますが、SIMカードの種類が最近また増えたのでややこしいことになってきました。

 実は現在iPhone5で採用されたSIMカードの形式が、microSIMより小さいnanoSIMカードというものを採用してしまったのです。そして何とNTTdocomoも現在発売している端末にnanoSIMカード対応のものがないにも関わらず、海外から入ってくるであろうSIMフリーのiPhone5でドコモの通信網を使えるようにnanoSIMの発売を開始したとのことなのです。

Dsim

 ちなみにこの写真で左から標準SIM、microSIM、nanoSIMとなっているのですが、元々microSIMもiPhoneでの採用とともに出てきたものだけに、今後はnanoSIMが他のスマートフォンにも採用され主流となるかも知れません。そうなったら今microSIMに変更してもまたnanoSIMに変更しなければならなくなってしまう状況も考えられなくもないわけです(^^;)。nanoSIMをmicroSIMにするアダプタを作るのは写真で見ただけですが難しいでしょうし、何よりも今の標準SIMでタブレット端末もスマートフォンも、普通の携帯電話もカードを差し替えて使える環境に満足して使ってもいます。私が今ドコモと通話用のプランで契約しているSIMは元々Galaxy Tabに差していた標準SIMですが、このSIMは現在キッズケータイに差し替えて使っており、通話用としてとても満足しているのでこれはそのままにしておき、私がSIMを変更する場合はデータ専用のものになると思います。さしあたっては、将来的にnanoSIMが採用されたiPhone以外のスマートフォンの登場を待ってからどうするか考えても遅くはないような気がします。とりあえずそれまでは何とか今使っているスマートフォンを使い倒せるように、大事に今のスマートフォンを使っていきたいですね(^^)。


スポンサーリンク

コメントを残す