5年保存がきく非常食としてのお菓子の紹介はとりあえず今回が最後になります。まだ若干調べると非常食として売られているものがあるようですが、賞味期限が3年のものだったり、なかなか店頭で買えないものもあるので、また新たに情報が入ってきたら入手出来次第追加するかも知れません。
さて、ビスケットとしてはごくごく一般的なマリービスケットを非常用として売っているものですが、こちらの缶の形状は先日紹介した小型の森永ミルクキャラメルの缶の太さで、量を入れるためか縦に長くなっています。同じ大きさで揃えたいというニーズには合わないかも知れませんが、中味は安心して食べられるビスケットなので、普段食べ慣れていたり、普通のビスケットを好まれる方にはおすすめです。小分けされたパックは3枚1組で、6パック入っています。少量ずつ小分けされているので、多人数で分けるにも適しています。
森永製菓の非常食には、ミルクキャラメルと同じく写真のように災害に備えるための持ち出し品リストが印刷されています。これがあるからこの商品を選ぶということはないと思いますが、ここまでいろいろな非常食を紹介してきた中、何を用意しておけばいいのかということも問題になるかも知れませんね。基本的には保存用として出ているものと、普通のパッケージとして売っているものが同じものを選び、特にお子さんがおられる世帯では、その味をしっかりとお子さんに覚えさせることが重要だと思います。普段のおやつで出てくるものが避難所や車内で食べられるなら、食べることに関しての違和感がだいぶ軽減されることが予想されます。そして、賞味期限が迫った場合でも難なく中味を無駄にしないで消費することができます。非常用でないマリービスケットは全国どこのスーパーでも買えると思いますので、このビスケットがご自身やご家族の口に合うか試してから購入しても十分でしょう。
ここまでで、カンパンをのぞけば大手メーカーが出している非常食について一通り紹介させていただくことができたと思います。しかし、ただ銘柄だけ挙げただけでは、どの組み合わせがおすすめなのかというのはわかりずらいと思いますので、次回のエントリーで改めていろいろ考えてみたいと思っています。