日本通信IDEOS その17 アンチウィルスソフトを導入しよう

 ここ最近、携帯電話からスマートフォンに機種変更した方が多いらしく、画面を見ながらウロウロしている人たちをよく見掛けます。かくいう私も人の事は言えませんが、携帯電話会社のコマーシャル攻勢で、かなりの人たちが普通にスマートフォンを使うようになってくることが今後も予想されます。

 常日頃インターネットに接続するパソコンについて、特にウィンドウズOSの導入されているパソコンでは最新のソフトウェアへの更新と、ウィルスに対する対策をしておかないといつ何時ウィルスに感染してしまうかも知れないということは広く知られています。しかしながら、常にバックグラウンドでデータの同期を取ったり、GPSで自分の居場所を送信したりするスマートフォンの方が、ウィルスに感染してスマートフォン内のデータを送出することで、外からデータをのぞき見られたりデータ改ざんされるダメージは大きいと言えます。

 問題となるのは、アプリケーションをインストールする際と言われています。悪意を持ったアプリをインストールしてしまうと、その時点からウィルスに感染する危険性が高く、公式サイト以外のところから怪しげなアプリをインストールしないようにするのがまずは大切ですが、それと同時に信頼できるウィルス対策ソフトを導入することも安心してスマートフォンを使い続けるためには必要になってくると思われます。有償無償のさまざまなアプリが存在しますが、フリーのアプリである程度の信頼性があるものがあれば言うことないですね。

 フリーのウィルス対策アプリをideosで使う場合、ドコモが7月1日から無償でユーザーに提供を始めた「ドコモあんしんスキャン」が気になりました。McAfee社のMcAfee VirusScan Mobile for Androidの技術を採用し、ドコモが無償で提供するということで、ある程度の信頼性が予想されたからです。

 ちなみに、私はb-mobile SIMはGalaxy Tabの方に入れ、ドコモで契約したSIMの方をideosの方に挿入しているのですが、どちらのスマートフォンにもWiFi経由でインストールできました(b-mobileの速度ではダウンロードするのに時間がかかりますので、アプリのダウンロードをする際はWi-Fiを利用しています)。元々、b-mobile SIMはドコモの通信システムを借りているものですから、私がこれを書いている時点でインストールできていることは純粋なドコモ契約だけというわけではないということなのでしょうね。もちろん、他社のSIMを差してインストールしようとしてもできないだろうと思います(^^;)。

Dscf1140

 このドコモあんしんスキャンの特徴は、写真の画面に出てくるように、全体をスキャンする他、ウィルス定義を最新のものと比べ、新しいものがあればダウンロードする「更新」ボタンが並列して付いているということがあるでしょう。手動で確かめることもできますし、アプリの設定で定期的に更新することもできます。ただ、更新されるタイミングはいつかというのはなかなかわかりませんから、自分でも気付いた時に更新ボタンを押して確認することが重要だと思います。個人的には無料で使えるものとしてはクオリティも高いと思いますので、b-mobile(イオンの980円SIMを含む)でideosを使っておられる方は、一度試してみてはいかがでしょうか。


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