旅行保険のメリット

 今週は半ばから飛行機で旅に出る予定で、都合三泊四日してくることになると思います。現地では状況に応じてレンタカーを借りることになると思いますが、さすがに宿は確保していますので現地で車中泊はしないと思います。ただ、今回は旅に出るにあたり、飛行機に乗るということもあって国内旅行のための保険にあらかじめ加入しました。車で出掛ける方のためには自動車保険があるからわざわざ車中泊の旅に保険など付けなくてもいいと思われる方もいるかも知れませんが、個人的には車中泊の旅でもこうしたものに入っていた方が安心だという場合があります。ちなみに、保険の内容についてはこれを書いている2011年5月16日現在にインターネット上で確認が取れた範囲で書いていますので、これを読んで保険に入ろうとされる場合は改めて内容をご確認の上手続きをお願いします。

 自動車保険の中には、車の中に乗せている品物について保険金が出る特約があります。これは、車に品物を積んでいる時、事故によって車の破損と同時に中のものも壊れた場合や、車ごと盗まれた場合に保険金を出すというもので、いざという時の車内にあるさまざまなものの損害を補償してくれます。しかし、車上狙いによって鍵を壊されて中の品物だけ盗まれたような場合には適用されませんし、現金の被害にも適用されません。

 旅行保険には携行品の保険が付いているものがあり、一定額の自己負担(自己負担の設定がない保険会社もありますが、一般的には3,000円程度)はあるものの、旅行中に壊したり盗まれたりしたものについて保険金が出るものがあります。こちらの方は現金や宿泊クーポンなども限度額はあるものの支払いの対象になるので、ちゃんと鍵をかけてその場を離れ、被害にあった場合には警察に届け出て書類を書いてもらう必要は出てきますが、保険で何とかなる可能性は高いでしょう。しかし、施錠を忘れたり鍵を付けっ放しにして盗難や中のものだけ盗られたような場合は、保険会社に支払いを拒否される可能性が大なので、ちょっと車を離れる場合でもきちんと施錠してからにしましょう。

 そして、こういうことはあまり考えたくありませんが、深夜に車内で就寝中や、トイレのために外に出た際などにいわゆる犯罪者に襲われるような場合もあるかも知れません。この場合も一部の保険会社では自動車保険内での保険金支払いの対象になる場合もあるそうですが、多くの自動車保険では怪我に対しての保険金は出ないと考えた方がいいでしょう。旅行保険は基本的に旅行中の怪我による入院・通院一日につきいくらといった形で保険金が出るので(病院の治療費がそのまま出るわけではないので注意は必要ですが)、旅先の安全に不安がある方は事前に加入してから旅に出ることも必要ではないかと思います。

 保険加入には店頭や代理店経由で契約をする必要がありますが、最近ではクレジット決済を使い、契約自体はインターネット上で加入手続きができるところもあるようです。ただ、インターネットでの加入をぎりぎりでする場合は、詳しい内容について十分な説明を受けられず、パンフレットなども手元にないままの契約になってしまうため、その内容を十分認識できている方に限っては便利に使えると思います。保険料は基本の怪我のみでいいなら短期間の旅行で1人あたり500円程度、それに携行品などの補償を加えると1,000円~2,000円程度のようです。興味がある方はインターネット上の検索サイトで「国内旅行保険」というキーワードで出てくる内容を見てみることをおすすめします。


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