旅行中の水分補給について

 先週の京都への旅は直射日光にさらされた上に気温もどんどん上がり、下手をすると熱中症になってしまう恐れもありました。京都の観光は車を周辺に駐車した上で公共交通機関を使って動いたので、いかに日中の活動の中で体を守るかということもテーマでした。事実、京都駅では熱中症で気分が悪くなって駅構内の医務室のようなところから出てきた人も見ましたし、観光するにもそれなりの対策が必要になります。

 直射日光をさえぎるための帽子着用は当然として、水分補給について私の場合は先日紹介したモンベルのステンレスサーモボトルと日本茶の茶葉を持って行き、温かい緑茶を自分で作りました。ステンレスサーモボトルとは別に、自宅から用意してきた大容量のステンレスボトルと、コップに移し変えずに直に飲める小容量のボトルと3点セットで持って行きました。冷水と違って一気に飲み終えてしまうことはないので、定期的な水分補給ができ、塩分が発汗により出てしまうような場合に備えて、一定の塩分が入ったタブレットタイプの製品を用意しました。塩飴の類でもいいのですが、車で移動することを考えると、車内で飴を放置してしまうとぐにゃっと変形してしまうので、熱の影響を受けないタブレットタイプが車の旅ではおすすめです。

 水分と塩分の補給を一度にやるためには、スポーツドリンクを利用する方が一般的かと思いますが、ペットボトルのスポーツドリンクの場合等分の過剰摂取の方が私の場合心配なので、このようなパターンになっています。私と同じような心配がある方で、スポーツドリンクだけで済ませたい方は水で薄めたものを持ち運ぶか、粉末タイプのものを利用して多めの水で溶かすという方法もあります。

 今回の旅では、ボトルの中味のお湯については十分用意したつもりだったのですが、京都の暑さというのは私としては想定外のところがあり、帰りの段階になってついにお湯が尽きてしまいました。旅先でのお湯の確保というのはなかなか難しく、特にお盆で混雑している高速道路で堂々と大量のお湯をもらうというのは周辺の目が気になります。実際、今回利用した新名神の土山サービスエリアの給湯器脇には、水筒への補充はご遠慮くださいという旨の注意書きがしてありました。というわけで、高速道路上でのお湯の調達は諦めたものの、ここから伊勢自動車道に入るところが18キロあまりにおよぶ最大の渋滞場所で、補給する水分がないというのも困るので、ペットボトルの飲料を買うことにしました。

 土山サービスエリアには通常の売店の他にセブンイレブンが入っていて、ものによっては値引きされた商品もあります。たまたまそこで見付けた2リットルの緑茶が、1リットルの緑茶より安く売っていたので(^^;)、どうせ水分補給のためのものと割り切って購入しました。程よく冷えていたので、複数用意していたボトルに中味を移し、結局昨日の水分補給にもこの緑茶を使わせていただきました。主に緑茶を飲むためにボトルを携帯しているということもあり、2リットル程度だったら複数のステンレスボトルに移し変えて使える分は確保してあります。これは、旅先で良質な水を汲める場所を見付けた時にも重宝するのですが、空いたペットボトルをその場で処分でき(コンビニに設置してあるゴミ箱は、お店で購入したものについてはその場での処分を認めている場合が多い)、クーラーボックスを必要とせず保温や保冷ができる方法としても便利です。

 ただ、茶葉から作るお茶とペットボトルで、しかも格安の製品を比べると、味の違いというのはいかんともしがたく(^^;)、のどが渇いていなかったら大量には私は飲めないかも知れません。水はコンビニで購入するとしても、何とかして車内でお湯を得る方法というものも考えたいですね。


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