旅先での取扱説明書が必要になったら?

 何とか無事に静岡を電車で出発し、現在はある程度落ち着いた車内でポメラを使ってブログネタを書いています。ここへ来るまで、人にとってはどうでもいいことですが、本人にとってはちょっと深刻なトラブルに見舞われることになってしまいました。

 というのも、今回は正確なダイヤを確認しながら移動するということなので普段は使っていない電波時計を腕にしてきたのですが、何せ普段使い慣れないものですからいろいろといじっているうちに普段見たことのない表示が液晶画面に現れ、それを何とかしようとさらにいじっていたところ、今度は時刻表示が全く今の日本のタイムゾーンとは違う時刻を表示するようになってしまいました。こうなってしまうともはやどうしようもないと諦めるしかないのかも知れませんが、とりあえず込んでいる車内でも扱えるスマートフォンでネット検索をしたところ、腕時計メーカーが提供する取扱説明書ダウンロードのページに辿りつきました。

 しかし、そこでもうひとつ越えなければならないハードルが出現しました。同じメーカーの時計でも型番によって取扱説明書の内容も違うので、識別のための番号を入力しないとダウンロードできないのです。その番号とは時計の裏に刻印されているということなのですが、これはかなり目のいい人でも容易には確認できないほど小さいものです。そこで、私は持っているデジカメで腕時計の裏面を撮影し、デジカメの画面で拡大させることにしました。そうして型番を入手し、ようやくpdf形式の取扱説明書をスマートフォンで表示させることができたのでした。pdfファイルを読むことのできるアプリを事前に入れておいたことがこんなところで役に立ちました。

 そうしてようやく突如出た液晶画面のマークを消し、時刻表示も通常パターンに戻すことができたのでした。あたふたした分、普通なら長時間乗車していい加減飽きてくることがなかったのでまずは良しとした方がいいのかも知れませんが、普段使い慣れない物を持って行く場合は事前にメーカーのサイトから取扱説明書をダウンロードしておくというのもいいかも知れません。何しろ今回はおよそ1.5MBもあるファイルをDTI490円のSIMを使って落としたので相当時間がかかってイライラしてしまったということもありましたし。それと、自戒する意味で思うことは、わからなそうなら無駄に機械にさわらないというのも大事かも(^^;)としみじみ思いました。


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