新東名 森PAにおける上下ぷらっとパークの差

 浜松のNEOPASAに寄った帰り道、そのまま帰るのも何なので、今回初めてのPAである森PAに寄ってきました。案の定カーナビにそれらしき住所を入れてもきちんとパーキングの入口へはナビゲートしてくれないので、周辺をウロウロしながらやっと入口を見付けると、山を上っていく中でまずは下りのPA入口へとたどり着きました。NEOPASAの施設の充実振りと比べるとそんなに車はいないだろうと思ったのははっきり言って甘い見方で、車は満車で誘導員の数も少なく、入庫待ちの車同士での駐車場入場への秩序もまるでなく(^^;)、多少ストレスを溜めながら何とか従業員用の駐車場と兼ねているスペースに入庫できました。

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 下りのSAは複数の食事どころおよびフードコートを備え、コンビニと周辺のみやげ物も充実しています。地元の人たちがこぞって利用している感じで、この混雑の具合も頷けます。できれば、もう少し混雑具合が解消し、一般道からの入口から入る駐車場での殺伐とした空きスペース争奪合戦がなくなればいいと思いますね(^^;)。

 上りのPAはもう少し道を上ったところにあるのですが、びっくりしたのが下りとくらべると極端に車の台数が少なく、駐車スペースに空きの方が多いということでした。これはラッキーだと入口近くに車を停め、中へ入ったところその理由がわかりました。

 というのも、施設内には地元のお蕎麦屋さん(自然薯のとろろもあり)と売店しかなかったのです。しかも私が入った時には観光バスで訪れた人たちが蕎麦屋さんで食事をしようと押しかけたため、食券売り場は長蛇の列に(^^;)。さすがにこれでは行列を挟んで売店の方にも行けないというかなりとんでもない状況になっていました。恐らく地元の人はこうした施設の差がわかっているからこそ、一般道からの入口を使うのに下りPAの方に集中したのでしょう。

 ただ、これも悪い話のみではありません。外からどうしてもきれいなトイレを使いたくて切羽詰っている時は、森PAの場合当然上りの入口から入った方がいいということになります。施設の少ない寂れたPAでまったりしたいというような方も、新東名の開通騒ぎが収まれば上りはそれなりの魅力があるわけです。

 とりあえず、新東名のパーキングエリアめぐりは小休止しまして、また機会があればその他のPAにも行ってみたいと思っています。施設の内容に注目されることが多いSAPAですが、新東名を利用される方にとっては、いかに運転で疲れた体を癒すスペースになっているかということも大事であろうと思います。新東名そのものが前倒しで開通してしまったため、これまで報告してきた内容について改善される可能性も残されています。さしあたっては来年度末をめやすに、森PAにスマートインターの入口を設置する方向で話が進んでいるとか。そうなれば道路上にきちんと案内看板も設置されますので、今よりも一般道から入りやすくなるでしょう。そうした使い勝手の改善に今後も期待したいものです。


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