携帯電話の機種変更をしないで本体だけでなくオプションも揃えるには

 世の中にはスマートフォンなど全く使う必要がなく、極端な事を言えば電話さえ普通にできればいいという人が結構います。この連休前にそうした人から相談を受けた際(キャリアはNTTdocomo)、かなり古くなって新しい携帯電話に変えたいという話が最初にありました。

 よくよく聞いてみると、今使っている携帯電話は0円で入手したものだそうで、今もそのつもりでショップに行くと、かなりのギャップにびっくりすることでしょう。その方はずっとドコモを使っているので、2年の縛りは苦にならないと思いますが、下手をするとスマートフォンを勧められる可能性すらあります。機種としては文字が大きなものということで「らくらくホン」が第一候補ですが、ドコモのオンラインショップで調べると最新機種のらくらくホンベーシックで実質負担金(月々サポートを除いた額)が2万円強で、グレードが高い方のらくらくホンは同金額が4万円弱と決して安くはありません。

 というわけで、白ロムで安いものを探すことにしたのですが、店頭で見付けたのが二種類のらくらくホンでした。安いものは2千円くらいからあったのですが、気になったのが現行モデルの前のモデルである「らくらくホンベーシックF-07A」でした。値段は程度が少々悪いせいもありましたが6~7000円くらいでありました。とにかく安くということでは2千円のもので決定なのですが、発売時期の違いでオプション品の入手が可能かどうかというのがポイントでした。F-07Aの方が発売時期の関係からまだアフターサービスやオプション品の入手がオンラインショップやドコモショップから取り寄せができ、しかもドコモのポイントで購入することも可能でした。その方はずっと機種変更を行なっていなかったようなので、その方のパソコンを使ってドコモIDを取得し、先に端末の確保をしてからドコモオンラインショップにアクセスし、卓上ホルダおよび予備電池を無料で注文することができたのでした。

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 購入したらくらくホンF-07Aを卓上ホルダに乗せるとこんな感じですが、片手にすっぽりおさまるくらいコンパクトで、防水はありませんが基本性能は十分で、歩数計や拡大鏡(カメラを向けると対象物を拡大してくれるので、ルーペの代わりになる)なども付いていて、かなり便利に使えそうな端末です。あと、エリアメールにも対応しているそうなので、緊急地震速報も受信できるということで、落下や水没など致命的な事がなければ、これからしばらくはこの携帯電話で十分ではないかと思います。今回は相談された方にも納得していただいたので良かったですが、すぐ使う状況でなくても今使っているガラケーがすでにアフターサービス期間が終了し、オプション品の入手が難しくなっているようなら、オプション品を揃えられるくらいの時期に出た新しめのガラケー機種を白ロムで狙ってみるのも一興でしょう。安い値段で見付けたら、とりあえずオプション品と一緒に確保しておくのも悪くないと思います。


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