大塚製薬 経口補水液 OS-1(オーエスワン)

 真夏の熱中症で脱水症状になるということは多くの方に認知されているかと思いますが、最近になってたびたびニュースにもなっているノロウィルスによる下痢や嘔吐によって脱水症状に陥る場合もあり、その対策は季節に関係なく必要であると言えます。通常の場合、飲み物で水分補給をするのですが、私は主に緑茶を飲むものの、実際に脱水症状になってしまった場合はお茶や水では十分ではありません。

 スポーツドリンクも飲みやすくするために糖分が多めに配合されているので、経口補水液を飲むことが勧められています。難しい名前の液体ですが、実は簡単にご自宅でも作ることができます。作り方はいろいろある中で私が考える一番簡単な方法をここで紹介します。普通の水1リットルに対して、

・砂糖40g(上白糖大さじ4と1/2)
・食塩3g(小さじ1/2)

 以上の材料を用意した水に溶かしていけば完成します。口あたりが気になる場合は果物の果汁(例えば液体の状態で市販されているレモン果汁など)を少々落として飲まれるといいでしょう。車での旅の途中でこのような状態になってしまったら、経口補水液を一気にではなくゆっくりと体に入れていくことを意識しながら飲むようにします。調べたサイトの中には1時間かけて500mlというような記載もありますので、まさに点滴を口から入れるようにして飲むのがいいかと思います。ちなみに摂取量について、幼児の場合1日に300から600ミリリットル、大人の場合は1日に500から1,000ミリリットルが目安とのことです。ただし、飲まれる方の年齢および体重によって摂取量は違ってきますので、事前にチェックした上で摂取されることをおすすめします。

 車中泊の旅にからめて考えると、長時間の車の運転中に体の異変を感じた場合、早めに用意した経口補水液をちびちび飲み続けるような事が必要な場合もあるかも知れません。そうした場合、上記のようなレシピですぐに摂取可能な経口補水液を作ることは難しいかも知れませんので、市販されているものを用意しておくというのも念のためではありますが必要なことかも知れませんね。

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 写真は大塚製薬が出しているOS-1という経口補水液のペットボトル(500ml)とゼリー(200g)です。車で旅行の場合はペットボトルを人数分用意しても大丈夫だと思いますが、限られたスペースに荷物を入れて公共交通機関で旅行する場合は荷物の隙間に詰め込みやすいゼリータイプもいいのではないでしょうか。ただ、販売価格は高めなので、水と他の材料が用意できるなら自分で作って必要な時に必要な分だけ摂取するのがいいのではないかと思います。特に小さなお子さんと旅行される方についてはこうした知識を元にいつでも経口補水液を作れるようにしておいた方がいいでしょうし、ペットと旅をされるような方の場合は、市販のものは香料を嫌がって飲まない場合があるということらしいので、基本的なレシピに沿って必要な分だけいつでも作れるような準備をして出掛けられるのがいいと思います。



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